UNISON代表、各WG代表
目次
1. 概要
開催日: | 2015年8月2日(日) |
場所: | 東京大学 |
主催: | 特定非営利活動法人 大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC) |
学生出席者 | 126名 |
一般出席者 | 54名 |
2. UNISEC総会
今年で13回目を迎えたUNISEC年次総会は、東京大学武田先端知ビル5階武田ホールで開催されました。
総会は議案書に沿って進められ、滞りもなく終了致しました。
3. 活動報告会
3.1. はじめに
UNISON代表から簡単な挨拶を行ったあと、8/1(土)にUNISON全体会議で宣言を行った、今後のUNISONの長期ビジョンについて再度宣言を行いました。 UNISONの長期ビジョンは「教育団体から社会貢献団体へ」です。
今後は、UNISONとしても社会貢献を目指して活動を行っていくこととなります。
3.2. 団体発表1
今回は昨年と同様に、学生団体にそれぞれ1分ずつ時間を割り当てて、各団体の「強み」に絞ったプレゼンテーションを行って頂きました。
短い時間の発表でしたが、各団体工夫を凝らして発表を行っていました。 発表は地域ごとに分け、前半は北海道・東北・中部・近畿・中号・四国・九州地方を実施致しました。
No. | 団体名 |
---|---|
1 | 北海道科学大学 佐鳥研究室 |
2 | 北海道大学 宇宙環境システム工学研究室 |
3 | 室蘭工業大学 SARD |
4 | 秋田大学 ASSP |
5 | 東北大学 FROM THE EARTH |
6 | 東北大学 吉田研究室 |
7 | 愛知工科大学 STELA |
8 | 名古屋大学宇宙開発チームNAFT |
9 | 京都大学宇宙工学同好会 |
10 | 大阪府立大学 小型宇宙機システム研究センター衛星プロジェクト |
11 | 大阪府立大学 小型宇宙機システム研究センターロケットプロジェクト |
12 | 大阪工業大学 |
13 | 立命館大学 RiSA |
14 | 和歌山大学宇宙開発プロジェクト WSP |
15 | 神戸大学宇宙工学研究会『アカツキ』 |
16 | 福山大学 不退転 |
17 | 徳島大学ロケットプロジェクト |
18 | 高知工科大学ロケットプロジェクト KUT Rocket Project |
19 | 九州工業大学 宇宙システム研究室 |
20 | 九州工業大学 衛星開発プロジェクト |
21 | 九州工業大学 KINGS |
22 | 九州工業大学 KITCATS |
23 | 九州大学宇宙機ダイナミクス研究室 |
24 | 九州大学 PLANET-Q |
3.3. UNISEC-Global報告
2015年7月に東京大学で実施したUNISEC-Globalの報告を馬さん(筑波大)に行って頂きました。 今年のUNISEC-Globalは、26カ国、121名の方が参加されました。
3.4. 団体発表2
休憩を挟んで、団体発表の後半を実施致しました。 こちらは、関東・甲信地方の発表を行いました。
No. | 団体名 |
---|---|
1 | 青山学院大学 佐久田・林アドバイザーグループ |
2 | 宇宙開発フォーラム実行委員会 SDF |
3 | 神奈川大学 高野研究室/宇宙ロケット部 |
4 | 慶應義塾大学 Keio Team Wolve’z |
5 | 芸術衛星プロジェクト |
6 | CORE |
7 | 東京産業技術高専 宇宙科学研究同好会 |
8 | 静岡大学 |
9 | 芝浦衛星チーム |
10 | 首都大学東京 宇宙システム研究室 |
11 | 創価大学 衛星開発グループ |
12 | 千葉工業大学 SPARK |
13 | 筑波大学宇宙技術プロジェクト STEP |
14 | 筑波大学「結」プロジェクト |
15 | 帝京大学宇宙システム研究会 |
16 | 東海大学衛星プロジェクト TSP |
17 | 東海大学チャレンジセンター学生ロケットプロジェクト |
18 | 東京理科大学木村研究室 |
19 | 東京大学 中須賀・船瀬研究室 |
20 | 東京電機大学 TDU Space Project |
21 | 東京電機大学 量子計測研究室 |
22 | 東京科学大学 松永研究室 |
23 | 東京科学大学 CREATE |
24 | 東京科学大学 動設計学研究室 |
25 | 東京科学大学 小田・野田研究室 |
26 | 電気通信大学 高玉研究室 |
27 | 日本大学 宮崎・山﨑研究室 |
3.5. UNISONプロジェクト
UNISONプロジェクトに関しては、下記5つのプロジェクトの発表を行いました。 iは昨年度遂行されたプロジェクトであり、活動の最終報告を行いました。 iiは昨年度遂行され、今年度も継続を希望しているプロジェクトです。 iii~ivのプロジェクトは今年新規に申請されました。 各プロジェクトの名称と、発表概要を下記に示します。
- 【報告】缶ロケコラボ推進プロジェクト(丹羽基能/筑波大学)
-衛星側とロケット側の技術的交流、団体間での競争心の向上、実際の宇宙開発での衛星とロケットの関係を経験する実践的な教育などを目的として、活動が行われました。 - 【報告・申請】富士山頂の極地高所環境を活用した衛星運用訓練システムの構築(川本直樹/創価大学)
-富士山頂の環境を生かした不具合時の遠隔対処技術、変動する環境での運用の実践的訓練を行います。また、電子機器にノイズが入ることが少ないなど、理学観測にも適しています。 - 【報告・申請】バルーンサットプロジェクト(工藤宏太/芝浦工業大学)
-衛星開発の段階的訓練及び模擬実験、共同開発の情報共有、Balloon-Satの開発や運用のマニュアル化等を行います。 - 【新規申請】国際CanSatプロジェクト(平澤遼/慶應義塾大学)
-学生による国際協力プロジェクトの第一歩として、国際協力によるCanSatを開発し、ARLISS2016でのカムバックミッションの成功を目標としたプロジェクトです。 - 【新規申請】ランチャ共有しよう!!プロジェクト(植松千春/東海大学・中村靖子/秋田大学)
-ランチャ所有の有無に左右されることなく、すべてのロケット団体が、自由度高く生き生きと打ち上げ実験を行えるようにすることを目指します。
3.6. UNISAS活動報告
UNISONプロジェクトの報告の後は、UNISASの活動について春木さんから報告がありました。
3.7. 特別講演
今回の総会では、総務省の作田様とAXELSPACEの中村様にそれぞれご講演をして頂きました。
[総務省 総合通信基盤局電波部国際周波数製政策室 作田 吉弘様]
-周波数の国際調整の必要性について、特に衛星開発を行う研究室や団体向けに諸注意等をお話しいただきました。
[株式会社AXELSPACE 中村 友哉様]
-社長のこれまでの経験を踏まえた、一生懸命プロジェクトなどを遂行することの大切さなどの論をご講演いただきました。
3.8. UNISON活動報告
UNISONの各WGの代表の方々が総会までの活動報告と、8/1(土)と8/2(日)の午前中を使用して話し合って決めた各WGの短・中・長期ビジョンについて発表を行いました。
3.9. さいごに
首都大学東京渡邉さんより、次回UNISECワークショップの開催概要の連絡をいただきました。 今年度のWSは12月の5日(土)・6日(日)を予定しています。
4. 懇親会
懇親会は総会後に東京大学第二食堂で行いました。 学生、社会人、教員、UNISEC事務局員を交えての交流を行いました。