2023/07/19 J-CUBEで選定された衛星としては初めてBIRDS-4Sが放出されました
2024/12/9 J-CUBE 国内先進枠で選定された”DENDEN-01”と”LignoSat”が放出されました
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」という)と特定非営利活動法人宇宙工学コンソーシアム(以下「UNISEC」という)は、「国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出を用いた学術利用及び人材育成に係る包括的な連携協力の推進に関する協定」に基づき、JAXAが有償で提供する「きぼう」からの超小型衛星放出機会を利用した、国内大学向け超小型衛星放出機会の提供(以下「J-CUBE」という)を実施します。
これは、JAXAと国内大学研究機関による官学共同の超小型衛星開発・放出体制を発展させ、国内大学の技術力を最大活用したキャパシティビルディング体制を構築し、継続的な国際貢献の実現と、国内大学が国際協力において魅力あるパートナーとしてあり続けるための衛星開発能力強化を図ることを目的とするものです。そこで、より発展的な国際協力に資するため(国際協力枠)、ならびに国内の技術開発能力強化のため(国内先進ミッション枠)の小型衛星放出機会の公募を行い、衛星開発を通じた人材育成を進めます。
今回、上記の背景を踏まえ、J-CUBE事業の通年公募を行います。
本募集案内で募集する事業において、JAXAが提供する放出機会は、「きぼう」からの放出とします。下記に示す通り、国際協力枠と国内先進ミッション枠の公募を行います。搭載量は1U~3U衛星を最大6機・最大容量12U/年度(内、国内先進ミッション枠は最大2機/年度)です。
次のすべての条件を満足する超小型衛星を募集いたします。
「きぼう」からの超小型衛星放出の概要については下記URLなどをご参照ください。
超小型衛星の設計・製作、及び超小型衛星放出後の運用等は、応募者の責任で実施して頂きます。応募頂いた超小型衛星は、応募者との契約に基づき、JAXAがISS/「きぼう」への打上げ及び「きぼう」からの超小型衛星の放出を実施します。
応募者は、UNISECに加盟している日本国の大学・高専等の研究機関とします。
国際協力枠については、J-CUBE事務局が海外機関と国内機関との間のマッチングを支援します。
マッチングを支援にご興味のある国内機関の方はJ-CUBE事務局にお問合せください。
公募開始 | 2025年5月19日(月) |
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国内枠前期締切 | 2025年8月29日(金) |
国内枠後期締切 | 2025年11月28日(金) |
国際枠締切 | 2025年12月12日(金) |
公募期間内であっても年度毎の募集枠が埋まり次第公募を締め切ることがあります。
国際協力枠への応募を検討している国内機関、海外機関に対して、J-CUBE事務局ではマッチング支援を行います。
J-CUBEの応募開始に合わせてマッチングを希望する海外機関からの応募を受け付けており、応募書類をもとに審査を行い、有効な応募に対しては、以下の流れでマッチング支援を行います。
J-CUBE事務局では、J-CUBEへの応募をご検討いただいている機関を対象に、技術的なご質問、ご相談への対応窓口を用意しております。
ご質問がある場合には、J-CUBE事務局問合せ先まで、電子メールにてお問合せください。
また、以下によくある質問集を掲載しておりますので、ご参照ください。