私はARLISSの出場を目標とし、Cansatの開発を行ってきました。
その中でUNISECという枠組みには大きな恩恵を受けました。
ARLISSは元々UNISECが運営する大会ではありましたが、そのような大会運営の他にも、UNISECという枠組みを利用し、様々な大学の団体や、教員の方々にアドバイスをいただきました。
北海道というある意味閉鎖された土地にいる私にとって、そのような繋がりはとても得難いものでした。
UNISECでの技術面やマネジメント面だけでなく一人の人間として大きく成長させていただいたと思っています。
そのような恩を返すためにも私が誰かの役に立てればと思い、UNISON代表を希望させていただきました。
私には、やりたいことの実現のために他者を巻き込み引っ張っていく力があると思います。
私は一からメンバーを集めて学生だけでARLISSに参加したり、能代宇宙イベントのCansat代表をやったり、ASTROSCALE-UNISEC賞を開設したりなどそれなりに多くの活動を行ってきました。
しかし、自分の力だけで何かを成し遂げたことは一つもありません。
人一人の力には限界があり、自分は何ができて何ができないのかを考え、いろんな人たちの力を借りて目的を達成して来ました。
UNISECの活動においてもその力を発揮し、多くの人を巻き込んでUNISECを盛り上げていきたいと思います。
私が学生代表を希望する理由は,学生の勢いをもっと促進することが目的である.
UNISECは,交流の場として,学生に大きく貢献しているのであると実感した.
技術交流や安全対策,知識の共有の場は少なく,ワークショップなどで,学生同士が研鑽しあえる場があることは,学生にとって大いに刺激を受ける場であった.
年に2回の集いをさらに良くするために,学生間のつながりを強くし,できないことをできるようにしていく関係を築きたいと考えている.
勢いをつけることも必要ではあるが,同時に安全面にも力を注ぐことも重要であると考えている.
自分たちが触れているものは,危険であるとの認識を一層高めるために,現在の実験前の,安全講習以外にも,定期的な安全対策期間を設けることで,より安全で,より確実な打ち上げを行えるように実施していくことを考えている.
具体的には,団体が行っている安全対策の具体例の提出,燃焼実験や共同実験後のヒヤリハットの提出及び共有を行うなどを考えている.
以上の理由が,学生代表を希望する理由である.
小学生のときに見た,はやぶさ帰還のニュースが,私が宇宙に興味を持ったきっかけである.
中学では宇宙関係の映画をみて,宇宙に対する興味や関心をますます高め,高校生のとき,缶サット甲子園に出会い,初年度は電装,機体製作を担当し,チームリーダーとして,同級生をまとめあげ出場することができ,また,2年目からは,後輩とともに大会に挑戦した.
缶サット甲子園で学んだことは,忍耐強く開発を続けることに加えて,チームを率いる難しさの二つである.
また,ミッションを組み立てるには,どのように調査するのか,ミッションを達成するプロセスはなにか,取得データは何が重要かなどの宇宙開発の一端に触れることができたと考えている.
現在,団体内では新人教育を担当しており,資料作成,講習会を開くことで団体に貢献していければと思っている.
私が学生代表を希望する理由は、大学生による衛星開発の促進を行いたいからです。
年々、衛星開発を行っている大学は増加していますが、その規模はまだまだ小さいように感じます。
また、衛星を開発するためには知識や技術の共有が必要ですが、設備や共有を行う機会が年々減少しているように感じます。
そこで衛星WGにて知識や技術の共有、そして学生による衛星開発の規模を大きくしていきたいと考えています。
私が人工衛星に興味を持ったのは中学生の頃でした。
地域のロボットの展示会にて鳳龍弐号の展示を見て、興味が沸きました。
その時は漠然と「すごいな。こんな衛星を僕も作りたいな。」という思いでした。
高校生になりCanSat甲子園に出場した際に審査員だった趙先生から「衛星は地球には戻ってこないので、少しでも故障してしまうリスクがあってはいけない。ミスがあってはならない。」というお話がありました。
私は、どんなに努力してもミスがあれば完璧ではなく、常に100点満点を目指したいと思うようになりました。
そして現在は九工大にて人工衛星の開発を行っています。
日本中に、人工衛星を開発したいと思っている学生は多いと思います。
まだまだひよっこですが、UNISECを通じて大学生による人工衛星の開発のサポートができたらと思います。