HomeUNISECUNISONについて2018年度 学生代表

大関 幸也 さん

大関 幸也

所属:静岡大学

1:学生代表を希望する理由

私はUNISECに所属してから様々な恩恵を受けてきました。私の団体は人数の規模が小さい団体でした。UNISECに所属してから他団体のプロジェクトの進め方、広報・スポンサーのつけ方、技術などを聞くことにより様々なことを学びました。その後私がいいと思うところを取り入れ、私達の団体は15人程度の団体から40人以上の団体になりました。
私がいままで受けた様々なことを恩返ししたいと思い、UNISON代表を希望させていただきました。

2:学生理事になって実現したいこと

(1)UNISONデータベースのクラウド化
今までのイベントは、学生が運営を担うことにより、大会を行なってきました。
特に能代宇宙イベントと、ARLISSは多くの学生が毎年運営に参加しています。
運営に使用されたデータは毎年引き継がれますが、Gドライブを利用した形態となっています。
Gドライブはとても便利なものですが、無料プランは15GBのストレージしかなく、歴代の資料等を保管するのには適切な方法とはいえません。
そこで、今年からUNISONの予算でUNISONの有料のクラウドプランを使用したいと考えています。
運営活動の効率化により、より良い宇宙コンテストができるのではないかと考えています。
(2)ARLISS20周年
今年でARLISSが20周年を迎えます。
ARLISSはUNISECのメインイベントでもあり、とても重要な大会です。
現在、国内約20チームの応募と、海外7チームの応募をいただいております。
学生数も100人を超え、とても大きな大会になると考えています。
今までは大学の審査員の先生と学生で行ってきましたが、UNISEC事務局の方々にも手伝っていただき、
海外のUNISEC所属団体にも積極的に声掛けを行っています。
ARLISSをさらに大きな大会にしていきたいです。

3:自己アピール

私が所属している間、能代宇宙イベントのCansatフライバック部門で3年連続優勝しましたが、自分自身がとてもすごい能力を持っていたとは思っていません。
チームの他の学生と密にコミュニケーションをとり、人間関係維持も含めてマネジメントできたからこそできたと考えています。
そのチーム内でのコミュニケーションの経験をUNISECの中でも発揮出来たらうれしいと考えています。


竹澤 遼 さん

竹澤 遼

所属:CORE

1:学生代表を希望する理由

UNISECには北は北海道、南は九州まで多くの団体が所属しており、団体ごとに目指すことや抱えている課題は異なっています。
しかし各団体の経験を集め、協力し合うことで目標達成のために成長できたり課題解決の糸口を見出せたりすることが沢山あります。
例えば私は伊豆大島や能代でのロケット打ち上げ実験を通して団体の枠を越えて協力しあうことで自団体だけではできない実験を行えたり、ロケット製作におけるノウハウを共有し勉強することができました。
更には全国に多くの仲間を作ることができ、課題に直面した時に相談し合うことができました。
このようにUNISECには全国の団体を繋ぎ、団体間のネットワークを構築する潜在力があります。
しかしながらその力をまだまだ十分には引き出しきれていないのが現状のように感じています。
そこで改めてUNISECが掲げる「互助の精神」に立ち返り、団体間の情報共有・協力の仕方を再構築することで加盟団体の成長を促進し、日本の宇宙開発レベルの底上げをするともに大学を卒業した後も続くような人と人との繋がりを作っていきたい思い、学生代表を志望しました。
私はUNISEC加盟団体の皆さんに寄り添い、さらなる活動発展に寄与できるように全力を尽くしていく所存です。

2:学生理事になって実現したいこと

(1)情報・経験の共有方法再構築
総会やワークショップにて全国から加盟団体が集まるのは情報共有や抱えている問題を議論するのに絶好の機会です。
総会・ワークショップの運営方法・プログラム内容を再構築し、各団体が抱える課題や技術的な議論を深く行えるようにしていきたいと考えます。
また、直接集まって深い議論を行う場を通して参加者間での繋がりをつくり、より綿密に団体間が協力していけるベースを構築していきたいと思います。
(2)射場間情報共有
現在ロケットの射場は何箇所もあり、多くの打ち上げ実験が行われています。
しかし各射場での実験運営ノウハウや発生したヒヤリハットを共有し、お互いの実験運営へ生かしていくことが十分には出来ていないのが現状です。
射場間の代表者で情報共有を行い、より円滑な実験運営を目指すとともに安全な実験を行うことで継続的にロケットの打ち上げができるようにしていきたいと思います。
特にヒヤリハットの共有とその対応方法について議論を行なっていきたいと思います。
(3)安全教育の実施
ロケットの打ち上げ実験では落下してきたロケットと人やものが衝突したり、推進系に高圧ガスを使用していたりと扱いを間違えると重大な事故に繋がります。
そして一度でも大きな事故を起こしてしまえば取り締まりは厳しくなり、場合によってはロケットの打ち上げ実験が日本で行えなくなってしまう可能性があります。
従って継続的に打ち上げ実験を行うためにも安全管理は極めて重要であり、全国の射場では安全審査が行われています。
しかし、安全審査だけでなく実際にロケットの打ち上げを運用する人たちひとりひとりへの安全に関する教育は重要です。
そこで総会やワークショップ等の機会を活用し安全教育を実施することで各団体で安全に関する知識を共有し、より安全に打ち上げ実験が行えるようにすることを目指します。
更に近年ではロケットの高性能化・高高度化や自作エンジンの運用など今までの安全審査では対応が難しい打ち上げ実験が増えています。
高度化するロケットの安全やその審査についての議論をしていきたいと思います。

3:自己アピール

私は一度やりたいと思ったことは熱をもって突き進む性格だと思います。
幼少の頃から天文や宇宙開発に興味があり、宇宙のことを知りたい、宇宙開発に携わりたいと常に思い続け大学では航空宇宙工学を専攻しました。
また、大学の授業だけでなく実際に手を動かし、技術的なことからマネジメントまでの実践の場としてCOREに所属し、ロケットエンジン開発や団体代表としてチームのマネジメントを行ってきました。
更に、大学の友人たちとチームを作りARLISSでのカンサットプロジェクトにも携わりました。
その後は加太共同実験の安全審査担当として実験を運営する経験もしました。
このようにお互いが協力し合い高め合っていける環境を残していきたい、そのためにUNISECをもっと盛り上げていきたいという思いは誰よりも強い自信があります。