ARLISS 2008

2008-01-01

350ml缶サイズの超小型人工衛星CanSatのサブオービタル(大気圏内)打ち上げ実証実験。 アメリカネバダ州のブラックロック砂漠にてアマチュアロケットグループ「エアロパック」の協力のもと、 大学・高専の学生が製作した衛星の打ち上げを行う本イベントは、今年でちょうど10回目を迎えました。

ロケットから放出された小さな空き缶衛星やローバーが、砂漠中の目的地に自律的に降りる/走ることを 競うカムバックコンペティションでは、今年はなんと、ゼロメートルという過去最高の記録が達成されました。

今年度は、「シュルンベルジェ賞」が新設され、ゼロメートルの快挙を成し遂げた東北大学が見事賞金を勝ち取りました。

9月15日から20日まで、ネバダ州のブラックロックにて行われました。

開催概要はこちら(日本語)
カムバックコンペ総括はこちら(英語)
秋山先生による参加レポートはこちら(日本語)
ARLISS公式ホームページはこちら(英語のみ)

Comeback Competition 結果

優勝:東北大 記録0m
2位:日本大学 記録818m
3位:東京科学大学 記録903m

各チームの様子をお伝えします。

1130m

大学名 チーム名 1回目結果 2回目結果 ロケット提供者
電通大

rover

きよちん
 報告書  発表資料
1104m
自由落下
5400m
制御履歴あり
Jonathan
Gary
東京科学大学
動設計学研究室

flyback

報告書 発表資料 自由落下 1630m
(制御履歴なし)
【1st】Richard Hagen【2nd】Dave Kenyon
東京科学大学
松永研究室A

flyback

Lab
報告書  発表資料
903m
制御履歴あり

制御履歴なし
Mr.Grant
Mr.Erik
東京科学大学
松永研究室B
1590m
制御?
3100m
制御?
東北大

rover

報告書 発表資料 564m
制御履歴あり
0m
制御履歴あり
Allen
Eric
日大 報告書 発表資料 818m
制御履歴あり
1130m
制御履歴あり
Richard Hagen
Jim Green
九州大学
宇宙機ダイナミクス研究室
SCOREs
 報告書  発表資料
825m
制御履歴なし
1800m
制御履歴なし
1st:James
2nd:Sat
慶応大 Wolve`Z ARLISS2008
 報告書  発表資料  アルバム
4450m
制御履歴あり
2640m
制御履歴あり
Steve,Dave
Jeff(3回目)
東大

flyback

天雷一改(TENRAI ENHANCED)
 報告書  発表資料
1750m
制御履歴あり
610m
制御履歴なし
東大 Ungra. 2770m
制御?
350m
制御?
創価大

flyback

CanSat Quest Prject(SaQ)
 報告書
創価大C

flyback

 報告書 2020m
制御履歴あり
1160m
制御履歴あり
創価大

rover

 報告書 着地の衝撃で走行不能 無事着地
走行不能
九州工業大学趙研究室A

flyback

 報告書  発表資料 10284m
制御履歴なし
1070m
制御履歴あり
Seth, Dave
九州工業大学趙研究室B

flyback

5400m
制御履歴なし
九州工業大学 スペースダイナミクス研究室 Team KINGS 1750m
制御履歴あり
Seth
ソウル大学 U.A 1750m
制御?
3770m
制御?
ソウル大学 U.B
津山高専A 3660m
制御履歴あり
897m
制御履歴なし
津山高専B
秋田大 8277m
制御?
5567m
制御?
WIND WARD

後援 シュルンベルジェ株式会社  SLB

後援 株式会社IHI  IHI