350ml缶サイズの超小型人工衛星CanSatのサブオービタル(大気圏内)打ち上げ実証実験。 アメリカネバダ州のブラックロック砂漠にてアマチュアロケットグループ「エアロパック」の協力のもと、 大学・高専の学生が製作した衛星の打ち上げを行う本イベントは、今年でちょうど10回目を迎えました。
ロケットから放出された小さな空き缶衛星やローバーが、砂漠中の目的地に自律的に降りる/走ることを 競うカムバックコンペティションでは、今年はなんと、ゼロメートルという過去最高の記録が達成されました。
今年度は、「シュルンベルジェ賞」が新設され、ゼロメートルの快挙を成し遂げた東北大学が見事賞金を勝ち取りました。
9月15日から20日まで、ネバダ州のブラックロックにて行われました。
開催概要はこちら(日本語)。
カムバックコンペ総括はこちら(英語)。
秋山先生による参加レポートはこちら(日本語)。
ARLISS公式ホームページはこちら(英語のみ)
Comeback Competition 結果
優勝:東北大 | 記録0m |
2位:日本大学 | 記録818m |
3位:東京科学大学 | 記録903m |
各チームの様子をお伝えします。
1130m
大学名 | チーム名 | 1回目結果 | 2回目結果 | ロケット提供者 |
電通大
rover |
きよちん 報告書 発表資料 |
1104m 自由落下 |
5400m 制御履歴あり |
Jonathan Gary |
東京科学大学 動設計学研究室 flyback |
報告書 発表資料 | 自由落下 | 1630m (制御履歴なし) |
【1st】Richard Hagen【2nd】Dave Kenyon |
東京科学大学 松永研究室A flyback |
Lab 報告書 発表資料 |
903m 制御履歴あり |
– 制御履歴なし |
Mr.Grant Mr.Erik |
東京科学大学 松永研究室B |
– | 1590m 制御? |
3100m 制御? |
– |
東北大
rover |
報告書 発表資料 | 564m 制御履歴あり |
0m 制御履歴あり |
Allen Eric |
日大 | 報告書 発表資料 | 818m 制御履歴あり |
1130m 制御履歴あり |
Richard Hagen Jim Green |
九州大学 宇宙機ダイナミクス研究室 |
SCOREs 報告書 発表資料 |
825m 制御履歴なし |
1800m 制御履歴なし |
1st:James 2nd:Sat |
慶応大 | Wolve`Z ARLISS2008 報告書 発表資料 アルバム |
4450m 制御履歴あり |
2640m 制御履歴あり |
Steve,Dave Jeff(3回目) |
東大
flyback |
天雷一改(TENRAI ENHANCED) 報告書 発表資料 |
1750m 制御履歴あり |
610m 制御履歴なし |
– |
東大 | Ungra. | 2770m 制御? |
350m 制御? |
– |
創価大
flyback |
CanSat Quest Prject(SaQ) 報告書 |
– | – | – |
創価大C
flyback |
報告書 | 2020m 制御履歴あり |
1160m 制御履歴あり |
– |
創価大
rover |
報告書 | 着地の衝撃で走行不能 | 無事着地 走行不能 |
– |
九州工業大学趙研究室A
flyback |
報告書 発表資料 | 10284m 制御履歴なし |
1070m 制御履歴あり |
Seth, Dave |
九州工業大学趙研究室B
flyback |
– | 5400m 制御履歴なし |
– | – |
九州工業大学 スペースダイナミクス研究室 | Team KINGS | 1750m 制御履歴あり |
– | Seth |
ソウル大学 | U.A | 1750m 制御? |
3770m 制御? |
– |
ソウル大学 | U.B | – | – | – |
津山高専A | – | 3660m 制御履歴あり |
897m 制御履歴なし |
– |
津山高専B | – | – | – | – |
秋田大 | – | 8277m 制御? |
5567m 制御? |
– |
WIND WARD | – | – | – | – |