Space Takumi Conferenceとは、宇宙システムやコンポーネントなどの研究・開発・利用のための実践的工学プロジェクトを通じて得られる知見や経験を学術的価値として評価し、新しいシステムズ・エンジニアリング、設計論、方法論、信頼性工学、教育方法などを形成することで、汎用的かつ普遍的な学術的成果に高めることを目的とした講演会です。
宇宙システムの本質とは何か、解析設計試験など統合技術を援用した迅速かつ効果的な開発方法とは何か、それらを実践するためにはどうすればよいのか、どう検証評価するのか、どう人材を育成するのか、など様々な課題を取り扱い、工学の創造的方法を普遍化するための挑戦的な発表を広く募集します。
本カンファレンスでは、上記の趣旨に合致した挑戦的課題を取り扱った講演発表を広く募集しています。
カンファレンスでの議論を経た後、論文にしていただくことで、UNISEC Space Takumi Journalの投稿も可能です。
開催日時:平成25年7月29日(月) 9:20~18:30
開催場所:東京科学大学・大岡山キャンパス・石川台3号館3階304会議室 (地図は下に掲載しております)
参 加 費:無料
主催:NPO法人 大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)
共催:(社)日本機械学会 宇宙工学部門
プログラム:下のプログラム欄をご覧ください
講演発表募集概要:
・上記の趣旨、すなわち、UNISEC Space Takumi Journal の募集対象に合致した宇宙システムに関わる挑戦的課題を取り扱った講演発表を広く募集。
・UNISEC会員以外の方の講演発表も歓迎。
・発表形式は口頭発表で、また、使用言語は日本語または英語。
・原稿は下記フォーマットに従い、頁数は拘りません。
・講演発表時間は、質疑応答を含めて、30分~90分を予定(採択講演数と発表内容に依存)。
講演発表の申し込み方法:
・アブストラクト(要約)を作成してUNISEC事務局に送付してください。
・アブストラクトは、日本語300-500字、英語100-200Words程度の内容が必要になります。
・下記のUNISEC Space Takumi Journalの指定フォーマットの1ページ目の日本語概要(または英語概要)を作成し、その電子ファイルを下記のUNISEC事務局にお送りください。
・採択後、締切日までに講演論文を指定フォーマットにしたがって作成して、その電子ファイルを事務局まで送付ください。頁数には特に制限はありません。
・講演論文pdfはConference参加者の希望者に配布するとともに、web上にてアーカイブとして順次公開を予定しています。
(指定フォーマット)
日本語: 論文テンプレート(Word 97-2003) [199KB]
英語: 論文テンプレート(Word 97-2003) [192KB]
スケジュール:
・発表申込み締切日(アブストラクト締切日):6月28日(金)
・採択結果の通知日:7月5日(金)※可否のみ連絡、査読結果は後日
・講演論文締切日:7月22日(月)
・講演発表日:7月29日(月)
発表申込み先(アブストラクト提出先):
UNISEC事務局
TEL:03-5800-6645 FAX:03-3868-2208
E-mail: journal(at)unisec.jp ※(at)の部分を@に変換してお送りください。
Program of Space Takumi Conference
※質疑応答に30分間程度取ることを目安とする。
9:30-10:30UNISEC 2013-001
「ほどよし信頼性工学」の考え方とその適用 ~生き残る衛星を目指して~
講演者:中須賀真一(東大)、白坂成功(慶応大)昼休み特別企画11:30-12:50「超小型宇宙システムによる科学・工学技術実証ミッション実現への道」
(参加希望者はお弁当持参。部屋は会場隣室の305号室を使用予定)Session 2:宇宙工学技術実証への挑戦
Chairperson:船瀬 龍(東大)
9:20-9:30 | 主催者挨拶 |
Session 1:ほどよし信頼性工学の実際 Chairperson:木村真一 (東京理科大) |
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10:30-11:20 | UNISEC 2013-002 再利用性を考慮した超小型衛星電源系のアーキテクチャ設計 講演者:鶴田 佳宏(東大)、田中 康平(NESTRA)、中須賀 真一(東大)、松井 正安(NESTRA) |
13:00-13:50 | UNISEC 2013-003 宇宙機搭載監視カメラの設計法に関する考察 講演者:木村真一(東京理科大) |
13:50-14:40UNISEC 2013-004
超小型衛星TSUBAMEの姿勢決定制御系開発とその性能評価について
講演者:神谷 崇志、Le Xuan Huy、カク テイ、河尻 翔太、松下 正典、大谷 知弘、武井悠斗、神宮 健、西原 俊幸、石坂 和也、小宮 悠太、小勝 國弘、松原 薫(東京科学大学)、寺倉 雅人(東京理科大)、松永 三郎(ISAS/JAXA)Session 3:実践的宇宙工学教育の実際
Chairperson: 宮崎康行(日大)
14:50-15:40UNISEC 2013-005
航空高専衛星KKS-1の開発と衛星運用
講演者:石川智浩、多田允建、賀来将大(都立産技高専)15:40-16:30UNISEC 2013-006
FITSAT-1(にわか)のオペレーション
講演者:田中卓史、河村良行、田中崇和(福岡工大)16:30-17:20UNISEC 2013-007
プロジェクトマネージメント型実践教育「ロケットガール&ボーイ養成講座」の実施ノウハウとその教育的効果
講演者:貴島 政親、秋山 演亮(和歌山大)特別企画2
(状況により開催)17:30-18:30「超小型宇宙システムによる科学・工学技術実証ミッション実現への道2」
ランチ情報:
・1号館の3階で生協がお弁当を販売。周辺にもいくつかお弁当屋があります。
・大岡山駅周辺飲食店案内
本講演に関する問い合わせ先:
松永三郎(JAXA宇宙科学研究所)
e-mail: matunaga.saburo(at)jaxa.jp
(at)を@に置き換えてください