衛星運用技術～使いやすい衛星で運用者の負担を軽減する

〇注意事項

1. 申し込み人数が10名（UNISEC正会員相当）未満の場合、講義を取りやめる場合があります。
2. 事務局にて、後日の配信を目的として講義を録画・録音致します。講師による授業時間中に質問等の発言をされた場合、ご発言も録画・録音されますことをご了承ください。なお、リアルタイムでの講義時には、30分間の質疑応答時間があるます。この質疑応答時間は配信されません。ご自身の発言の配信を希望されない方はその時間帯でのご発言をお願い致します。
3. 事前に申し込み及び受講費の支払いをされた受講者のみが、Zoomを用いて受講してください。（申し込み１件での複数受講者の受講は不可とします。）
4. Zoomにて参加する際は、申し込みした氏名と所属（「氏名（所属）」）もしくは、申し込み時に登録した「Zoom表示名」を入力ください。確認できない場合は、通信遮断をしますので注意ください。 *
5. 本講座を許可なく録画・録音・撮影しないで下さい。
6. 講座の実施中は、講師あるいは事務局の指示がある場合を除き、受講者のマイクとカメラはオフとして下さい。
7. 反社会的勢力並びにその関係者の方の受講はお断りします。
8. 上記の注意事項が守られていない場合、受講料の返金無しで通信遮断・退出頂く場合があることをご了承下さい。

〇受講費用（2021年4月までの「特別価格」です。）

1回の講義あたり以下の価格です。リアルタイムの受講及び授業の１週間の見逃し配信が可能です。

• 学生：￥10,000（税別）（税込み：￥11,000）
• UNISEC個人会員(同時入会可）：￥20,000（税別）（税込み：￥22,000）
• 法人会員 (同時入会可）：1人につき ￥20,000（税別）（税込み：￥22,000）
• 一般の方：￥40,000（税別）（税込み：￥44,000）

〇登録フォーム

〇講義内容

講義番号	002	日時	2021年2月27日(土)13:30～17:30
講義名	(要素技術／衛星運用)衛星運用技術～使いやすい衛星で運用者の負担を軽減する
講師/所属	坂本 祐二(東北大学・特任准教授)
講義概要又は目的	運用開始後に使いやすい衛星を仕上げることで、運用計画者の負担を軽減し、運用コストが下がります。本講義では地球観測用マイクロサットを例として、初期運用と定常運用の具体的な作業を紹介するとともに、必要となる技術要素の理解を目指します。
講義内容	1章 衛星運用とはなにか 使いやすい衛星を実現するための事前準備 毎週、10分だけコマンドを送れば完結する運用システム 運用タイプの整理。初期運用、ミッション運用、通信運用 2章 衛星軌道の推定 ツールを用いた衛星軌道の推定 軌道に基づくミッションおよび通信の計画 3章 テレメトリ・コマンド通信の仕様 通信速度、ダウンロードデータ量、搭載メモリ量の関係 ステータスデータとミッションデータ(画像など)の整理 コマンドフォーマットの考え方とコマンド種類の実例 運用の基本はストアード(タイムライン)コマンド 運用中に修正可能なマクロコマンドで利便性を向上 4章 姿勢計画とキャリブレーション 姿勢を表す7つの値を正しく理解 オフセット地心指向、ターゲット追従指向、慣性固定指向 姿勢ステータス情報の定義と、コマンドによる調整 5章 地上局運用とメンテナンス 軌道推定結果に基づき、モータ角度と送受信周波数を制御 自動受信は運用者の健康を維持するために必須 地上局の指向誤差と衛星姿勢に基づく回線ロス アンテナオフセット角の調整
その他	講義の3日前に実演用ソフトウェアの提供などを予定