超小型深宇宙探査機のミッションアシュアランスの実践とLessons Learned

2024-10-01

 

<特別講義のご案内>

2024年12月16日(月) 13:30〜15:30
東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 准教授 船瀬龍先生による「超小型深宇宙探査機のミッションアシュアランスの実践とLessons Learned」
船瀬先生のプロフィール

受講料:無料


超小型衛星は、科学・教育・ビジネス等の目的で主に地球低軌道で盛んに活用されてきています。UNISECでも、これまでたくさんの大学・高専等が超小型衛星を開発・運用してきており、様々な成功と失敗を経験してきています。これらの経験をベースにUNISECは、JAXAからの業務委託を受け、超小型衛星ミッションアシュアランス・ハンドブック(以下、MAハンドブック)を取りまとめてきました。MAハンドブックは、大学・高専等が超小型衛星を開発するにあたって、ミッションを成功させるために念頭におくべき事項がまとめられており、その活用により今後の超小型衛星ミッションの成功率の向上が期待されます。
一方で、超小型衛星の利用は、地球低軌道に留まらず、いまや月そして深宇宙へと拡大しつつあります。低軌道ミッションと比較した深宇宙ミッションの特徴として、ミッションが長期間にわたること、軌道制御などの一発勝負のクリティカルな運用があること、通信の遅延時間が長いためタイムリーな地上からの介入が難しいこと、などが挙げられます。超小型探査機ミッションを成功させるには、低軌道ミッションの経験をもとに築き上げられたミッション保証技術に立脚しながらも、このような深宇宙ミッション特有の課題への対処が必要で、より高度なミッション保証が求められます。
本講義では、これまでの超小型探査機ミッションの経験を踏まえて、どのような課題がありどのように対処してきたのか、Lessons Learnedも含めて実例をベースに解説します。超小型探査機ミッションには直接は関わらない方も、ミッション保証技術の向上の足がかりとするべく、是非聴講いただければと思います。

なお、会員の受講に併せて、非会員の方も聴講可能ですので関心のある方をお誘いください(申し込み方法はこのページの下部を参照ください)

【UNISEC会員(法人会員・個人正会員・個人賛助会員)の方の受講申し込み】(「受講証明書」発行可能)
(※学生の方は下記「一般聴講申し込み」からお申し込みください)
受講申込みはこちらから(締め切り:2024年12⽉9⽇(月))
受講後アンケートにご協力下さい
受講後アンケートにご回答頂いた方のうち、御希望の方には「受講証明書」を発行します。但し、先着50名様までとさせて頂きます。
【一般聴講申し込み】(UNISEC学生会員・UNISEC非会員の方)
受講申込みはこちらから(締め切り:2024年12⽉9⽇(月))
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※皆様で一つのモニター・PC等で視聴して頂いても構いませんが、お申し込みは個人単位でお願い致します。