HomeUNISECUNISONについて2023年度 学生代表

<衛星WG>

西尾 圭太 さん

所属:大阪公立大学

1.学生代表を希望する理由


私が衛星WGの学生代表を希望する理由は,大学生による衛星開発の促進に携わりたいと思ったからです.
私は大阪府立大学で超小型人工衛星の開発に関わってきました.その過程で様々な経験を得られた一方,知識と経験不足が原因となり,上手く事が進まない事も少なくありませんでした.
また実際の衛星開発では,様々な試験や手続きがありますが,実際に行っていた先輩方の技術・ノウハウも引継ぎできずにロストしてしまうこともありました.
そんな時に,他団体のお話を聞き,各組織の工夫や手法などを学ばせて頂くことで,開発を進められたこともありました.
このように知識や技術を共有する・していただくことの重要さを認識しました.
そこで,衛星WG にて知識や技術の共有を進めていくことで,学生による衛星開発の規模をより大きくしたいと考えています.

2.学生理事になって実現したいこと

UNISECにcansat,ロケット,人工衛星といった宇宙関連のものづくりをしている,思っている学生が多くいることを活かしたいと思っています.また,UNISECが知識・技術を共有する場として,より活発になるように運営していきたいと思っています.

(1)知識・技術の共有の強化
衛星開発において様々な試験や安全審査,周波数調整などクリアしなければならない工程,手続きは多くあります.そこで,各組織で持っているノウハウや問題に対する工夫を共有することで,衛星開発をより堅実に行え,各衛星の質も高まるようにできるはずと考えています.
具体的には,UNISECのslack等といった知見共有の場をより活発にしたり,新しく機会を提供したいと考えています.また,電源,通信,姿勢制御といった各テーマにおける知見を共有できる機会を提供したいと考えています.また,得た知見をロストしないような仕組みを作りたいと思っています.
また,unisecが行っている地上局ネットワークの復活に関しても,その実現を目指していきたいと思っています.
(2)各団体・人との繋がり強化
自分の大学含め,他大学との関わりが盛んであるところは少なくないのではないかと考えています.各団体・人の関わりとそれらを通して行う知識技術の共有は,各々に対して様々なメリットが得られると思います.そこで,unisecの学生会員の多さを活かし,UNISECを各団体とそのメンバーが繋がれる場としてより活発にしたいと考えています.また,ワークショップ等をより盛り上げたいと考えています.

3.自己アピール

私はロケットや衛星が好きでしたが,実際に開発に携わったのは大学生になってからでした.実際の衛星開発と衛星運用では,多くの知識と技術が必要であり,想像以上に大変であるということを認識しました.しかし,衛星開発・運用の作業やそのための勉強はとても面白く,衛星開発は魅力についてもより認識できました.
unisecを通して,各団体の人工衛星開発のサポートや知識技術の共有を進めることができたらと思っています.そして,unisecをより活発な場にできるように,精一杯頑張りたいと思います.よろしくお願いします!


<CanSat WG>

六尾 圭悟 さん

所属:日本大学

1.学生代表を希望する理由


私は、大学4年間でサークル活動としてCanSatの製作やサークル代表、能代運営、加太運営などを行なってきました。また、一昨年はコロナ禍で競技会が延期になる中、地元大分で新たな競技会の企画・運営も行いました。これらの活動を通して、有意義な経験ができた反面、知識不足などにより関係者に迷惑をかけることも多々ありました。現在のコロナ禍では、学生運営のノウハウや学生団体ごとの交流が失われつつあると感じています。このままでは、全体として前に進むことができなくなってしまうと考えています。このことから、私はUNISEC学生代表として再びCanSat 業界を盛り上げたいと思い、今回UNISON代表を志願いたします.

2.学生代表になって実現したいこと

(1)団体間技術交流の場の提供
昨年より、オンラインなどで技術交流の場が少し増えてきたように感じますが、より増やしていきたいと考えています。実際の衛星開発では数多くの技術的な発表を行い、ミッションなどの妥当性を検証します。CanSatは模擬人工衛星としての立ち位置もあることから、中間発表会のようなものをUNISECとして企画し、ハイブリッド形式での実施することを考えています。また、開催を地域ごとに設けることで、対面での交流も可能になるようにしたいと考えています。
(2)レギュレーションの統一、または共通にまとめた冊子の発行
現在存在する競技会ごとにレギュレーションが少し違ってきています。私自身も、参加する競技会のレギュレーションが微妙に違うことに頭を悩ませた経験があります。この経験を通して、レギュレーションを統一できる点は統一していこうと考えています。しかし、レギュレーションは競技会の実施される会場によって変わってくるものも多いため、共通にまとめた冊子のようなものを作成できればわかりやすいのではないかと考えています。
(3)CanSatから衛星開発への興味を実現させるゼミ等の実施
現在、CanSatを開発している団体の中には、将来的に衛星を開発したいという気持ちで、CanSat開発を行っている人もいると思います。そのような人のために、CanSatと衛星の違いや、それについて学べる機会を提供していこうと思います。具体的には、HEPTA SATトレーニング等を有効活用しつつ、衛星も学びながら、CanSatの知見も役に立つような仕組みを考えていこうと思います。

3.自己アピール

私は、興味が湧いたことについては満足するまで行なってしまう傾向があります。そのため、コロナ禍前は全国各地を飛び回っていました。「やりたいこと、気になったことを最後まで行う!」をモットーに活動していこうと考えています。いい意味で、参加団体を振り回していこうかと考えています。今年一年を、楽しく充実した一年にしていきましょう!


<Rocket WG>

横井 隆宏 さん

所属:千葉工業大学

1. 学生代表を希望する理由


私が学生代表を希望する理由は,各団体の技術力向上及び団体間の情報共有の活性化です.
日々それぞれの目標を掲げ活動していると思います.
特に近年では単独での打ち上げ実験の増加、新規団体の参入が活発です.
その中で必ず問題に直面することがどの団体でも経験することはあると思います.
既にクリアした課題を初めて経験する団体に共有のすることで、ロケットWG全体の技術力底上げに繋がると考えます.

2. やってみたいこと

〇ヒヤリハット集の製作・及びその対策
ロケットの製作・打上げの過程には様々な危険が潜んでいます.各団体から声を拾い、情報共有を行うことで自信の身を守ること,安全意識の向上に繋がると考えます.多くの方の信頼があってこその活動です.よって未然に防げる危険を回避することは重要です.射場間の代表者で情報共有を行い,より円滑な実験運営を目指していきたいと思います.
〇目安箱の設置
UNISONは支援するプロジェクトによって,多くの学生が協力し合い,宇宙開発の裾野を広げ、新しい技術フィールドを開拓していけるような流れを作り出していく場です.意見や考えを柔軟に受け入れるため,開発・作製における課題点・問題点を明確化するための目安箱を設置を試みようと思います.特に新規団体の方に利用して日々の活動に活かして頂けると嬉しいです.

3. 自己アピール

私は気になったこと、興味のあることに突き進む性格だと思います.大学生になって、初めてハイブリッドロケットの製作に携わりました.伊豆大島での打上実験や能代宇宙イベントの参加を経て得た経験があります.打上実験は運営と団体間が協力して初めて実現すると実感しました.お互いがより協力し合えるような環境づくりに携わり、ロケットWG全体を繁栄させたいです.