ロケット推力室の設計

2025-02-28

〇以下のような方々にお勧めします

  • 「宇宙工学」に関心のある大学生・院生及び社会人
  • 衛星実機開発・利用に携わる、あるいは携わりたいと考える学生・院生及び社会人
  • 異業種/異分野から宇宙業界に参加したい/参加したエンジニア
  • 宇宙業界へのコンポーネント・部品・材料等のサプライチェーン構築や製造販売を目指す企業の方
  • 超小型衛星によるビジネスや投資を検討されている方

〇注意事項

  1. 申し込み人数が10名(UNISEC正会員相当)未満の場合、講義を取りやめる場合があります。
  2. 事務局にて、後日の配信を目的として講義を録画・録音致します。講師による授業時間中に質問等の発言をされた場合、ご発言も録画・録音されますことをご了承ください。なお、リアルタイムでの講義時には、30分間の質疑応答時間があるます。この質疑応答時間は配信されません。ご自身の発言の配信を希望されない方はその時間帯でのご発言をお願い致します。
  3. 事前に申し込み及び受講費の支払いをされた受講者のみが、Zoomを用いて受講してください。(申し込み1件での複数受講者の受講は不可とします。)
  4. Zoomにて参加する際は、申し込みした氏名と所属(「氏名(所属)」)もしくは、申し込み時に登録した「Zoom表示名」を入力ください。確認できない場合は、通信遮断をしますので注意ください。 *
  5. 本講座を許可なく録画・録音・撮影しないで下さい。
  6. 講座の実施中は、講師あるいは事務局の指示がある場合を除き、受講者のマイクとカメラはオフとして下さい。
  7. 反社会的勢力並びにその関係者の方の受講はお断りします。
  8. 上記の注意事項が守られていない場合、受講料の返金無しで通信遮断・退出頂く場合があることをご了承下さい。

〇受講費用

1回の講義あたり以下の価格です。リアルタイムの受講及び授業の1週間の見逃し配信が可能です。

  • 学生の方:(税込み)¥11,000 ⇒ ロケット工学シリーズ開講記念特別価格 ¥3,000
  • UNISEC個人会員(同時入会可)の方:(税込み)¥22,000
  • UNISEC法人会員 (同時入会可)の方:(税込み)¥22,000 (会員区分により、以下のように適用人数が異なりますのでご注意ください。)
    • シルバー会員様:一講座4人まで。5人目からは「一般の方」の料金となります。
    • ゴールド会員様:一講座9人まで。10人目からは「一般の方」の料金となります。
    • プラチナ会員様:一講座14人まで。15人目からは「一般の方」の料金となります。
    • ダイアモンド会員様:人数制限なし
  • 一般の方:(税込み)¥55,000

〇登録フォーム

〇講義内容

講義番号 026 日時 2025年4月26日(土)13:30~17:30
講義名 ロケット推力室の設計
講師/所属 永田 晴紀/北海道大学
講義概要又は目的 ロケットの推力室は燃焼室とノズルから構成される。内燃機関の一種であるロケットがどのように仕事を行うのか、および仕事を取り出す役割であるノズルをどのように設計するのかを学ぶ。次に、作動流体である燃焼ガスを生成する役割である燃焼室を適切に設計する方法を学ぶ。最後に、燃焼室およびノズルがそれぞれどの程度適切に設計されているかを定量的に評価する方法を学ぶ。
講義内容
  1. ノズル理論
    1. 一次元熱力学の基礎
    2. マッハ数と各物性値の関係
    3. ノズル断面積の設計方法
  2. ロケットの燃焼化学
    1. 特性排気速度(c*
    2. 滞留時間と燃焼室特性長(L*
    3. 燃焼室特性長(L*)とc* 効率
講義に関する特記事項
(準備事項等)
  • 大学受験レベルの数学を修得済みであることを前提とします。
  • 大学教養レベルの熱力学を修得済みであることを前提とします。
講師略歴 1989年3月 東京大学工学部航空学科卒業
1994年3月 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻
博士課程修了、博士(工学)
1994年4月 日産自動車(株)宇宙航空事業部
1996年4月 北海道大学大学院工学研究科機械科学専攻・助教授
2006年4月 北海道大学大学院工学研究科機械宇宙工学専攻
・教授(現職、組織名は「機械・宇宙航空工学部門」に変更)