<特別講義のご案内>
2024年10⽉7⽇(月) 13:30〜16:30
東京⼯業⼤学(東京科学大学)・教授 坂本啓先生による「超小型衛星の構造設計・試験 ~JAXA設計標準文書の活用~」
坂本先生のプロフィール
受講料:無料
振動試験は超小型衛星の信頼性を高めることに資する重要な試験の一つだが、特に構造工学のバックグラウンドを持たない技術者にとっては、構造設計の進め方と振動試験の意義、および具体的な試験手順については、例えばJAXA共通技術文書を読んでも読み解くのが難しく、何らかの導入が必要と感じられるだろう。実際には、JAXA共通技術文書には多様な宇宙機設計のノウハウが掲載されており、適切な知識があれば自身の衛星設計に大いに活用できるものである。
そこで本講義では、「超小型衛星の振動試験を初めて行う、構造工学とは異なる専門性を持つエンジニア/学生」を想定し、JAXA共通技術文書を活用するために必要な、超小型衛星の構造設計・試験についての基礎知識を学ぶ。構造設計、構造解析、振動試験、衝撃試験を今後担当する可能性がある技術者のための導入としての位置づけであり、下記の比較的広範な内容を、手短かに網羅する。
- 超小型衛星の構造設計の概要
- 構造設計の理論(材料力学/振動学)
- 有限要素法による構造解析の概要
- 振動試験(モーダルサーベイ、サインバースト、正弦波振動、ランダム振動)
※学部教養課程レベルの線形代数の知識を有することを前提とする。
- 参考テキスト(「JERG-2-130-HB003 振動試験ハンドブック」, 宇宙航空研究開発機構)
なお、会員の受講に併せて、非会員の方も聴講可能ですので関心のある方をお誘いください(申し込み方法はこのページの下部を参照ください)
- 【UNISEC会員(法人会員・個人正会員・個人賛助会員)の方の受講申し込み】(「受講証明書」発行可能)
(※学生の方は下記「一般聴講申し込み」からお申し込みください) - 受講申込みはこちらから(締め切り:2024年9⽉30⽇(月))
- 受講後アンケートにご協力下さい
- 受講後アンケートにご回答頂いた方のうち、御希望の方には「受講証明書」を発行します。但し、先着50名様までとさせて頂きます。
- 【一般聴講申し込み】(UNISEC学生会員・UNISEC非会員の方)
- 受講申込みはこちらから(締め切り:2024年9⽉30⽇(月))
- 受講後アンケートにご協力下さい
※皆様で一つのモニター・PC等で視聴して頂いても構いませんが、お申し込みは個人単位でお願い致します。