2011年度 第2回関西交流会報告書
作成日:2011/9/27
作成:片山由美子(京都大)
1. 報告内容
2011年9月21日に開催されたUNISON交流会及び懇親会に関する報告を行う。
2. 基本情報
2.1. 開催目的
関西交流会の目的は、関西で学生による宇宙開発である。
その一歩として、個人の能力を上げるために研修会を行った。
この研修会では、株式会社アチーブメントから講師を招いてJAXAを含む多くの企業で行われている研修プログラムを体験し、学生自身や所属する団体の活動をより良いものへと発展させることができるようにする。
2.2. 会場
交流会
日時 | 9月21日(水)14:00〜17:30(会場13:30〜) |
会場 | 大阪産業創造館 6階会議室E |
予算 | 28,200円 |
懇親会
日時 | 9月21日(水)18:00〜20:00 |
会場 | 同施設 16階レストラン |
予算 | 3,200円(立食形式) |
2.3. 出席社内別
所属大学別に出席者を分類した表を表1に示す。
研修会・懇親会合わせて総計34名の出席であった。
懇親会のみの参加者はいない。
今回は、無料で講義していただく条件として参加を学生に限ったため、研修会には社会人は参加していない。
表1 出席者分類
京都大学 | 13名 | 創価大学 | 1名 |
和歌山大学 | 9名 | 帝京大学 | 1名 |
同志社大学 | 3名 | 鳥取大学 | 1名 |
大阪府立大学 | 2名 | 桃山学院大学 | 1名 |
神戸大学 | 2名 | 京都女子大学 | 1名 |
3. 交流会について
3.1. 内容
今回は、外部から講師を及びして研修会を開催した。
「リーダシップ」をテーマに、チームで大きな成果をあげるために小手先のテクニックでない重要なことを、私たちが実際に体験しながら学ぶことができた。
プログラムは以下の通りである
13:30 | 受付開始 |
14:00 |
研修会開始
(研修の流れ)
- 講師紹介・グループごとに自己紹介
- アクティビティ(目標達成までに参加者が試行錯誤する)
- 講義(講師によるチームビルディングの本質の解説)
- グループディスカッション(講義の内容を踏まえてグループごとにチームで活動する時の大切さを議論)
- 発表(グループで話し合った内容を共有)
|
17:30 | 研修会終了 |
18:00 | 懇親会開始 |
20:00 | 懇親会終了 |
4. 会計報告
表2に会計報告書を示す.今回は参加者の徴収のほかに以前の積立金を使用した.
表2 会計報告書
収入 | 単価(円) | 人数 | 合計(円) |
研修会参加費 | 500 | 34 | 17,000 |
懇親会参加費 | 3,200 | 22 | 70,400 |
積立金 | | | 1名 |
計 | 92,420 |
※懇親会費にはキャンセル料(4人×3,200円=12,800円)を含む。
支出 | 合計(円) |
研修部屋代 | 28,200 |
懇親会 | 62,420 |
合計 | 90,620 |
収支 92,420−90,620=1,800 (円)
残額 1,800 円は次回以降への新たな積立金とする。
5. 交流会及び懇親会の反省
- 当初、大阪府立大学を使う予定で進めていたが、それが同大学の一部の学生にしか伝わっておらず関係者の方には迷惑をかけた。今後、大阪府立大学を使用する場合は、大学で窓口の学生を決めてもらい、その人と連絡をとることにする。
- 今回、会場と日時の変更があったが、それが全員に伝わっておらず、直前に混乱を招いた。
- 参加者は100人と見積もっていたが、実際の参加者の人数は34人であり、目標から程遠いものとなった。宣伝が不十分であった。
- 写真撮影をする場合は、「この写真は広報に使用すること以外には、関係者以外には公開しません」などの了承をとる一言があると良い。
- 当日キャンセルの人が多かったが、これはキャンセルの期限を設けなかったのが原因であると思われる。次回以降は、参加者にキャンセルの期限を連絡するリマインダを送るべき。
以下、研修の内容に関するアンケートの意見を抜粋する。
・満足度
とても満足:16人 満足:7人 普通:3人 不満:0人 とても不満:0人
・コメント
- リーダシップとは何か、PDCA,GRIPとは何かを実際の体験を通して学ぶことができ、非常にためになった。
- 今まで気づかなかったContext(雰囲気・場)を良くしていく方法を考えることができてよかった。自分が携わっているプロジェクトに生かして自分からポジティブ・プラスの雰囲気を作っていきたい。
- 体験型ということで、実感しながらチームビルディングの大切さを理解することができた。
- 実際にプロジェクトに携わっていた時、うまくチームをまわすことができなかったが、そのときの悪かった点や改善すべき点を改めてしることができ、この経験を今後に活かしたい。
- 面白かったが、話と結果に対して特別の驚きも無かった。ここでしか聞けない話は無く、ここに来る人間が改めて何かを得るにはさらにプラスの要素が必要な気がする。
6. 今後の交流会について
6.1. 次回の関西交流会
次回の交流会は11月頃に各団体の研究・技術発表会を行う予定である。
6月にも団体の紹介という形で発表を行ったが、約半年が過ぎそれぞれの活動が進み、一定の成果が期待できる時期であるので、その成果を報告し合う。
交流会の様子(写真)
研修会中の様子
全員で記念写真
懇親会は講師の鈴木さんにも参加していただきました
以上
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