衛星側の大学にとって,CanSatは今や新入生のトレーニングプロジェクトとなるまでになりました.
CanSatは比較的容易な技術を用いて製作が可能でありながら,衛星の基本機能を有するという特徴あるものであり,ものづくりの第一歩としても,衛星とは何かを知るための導入としても大きな役割を果たすものです.
しかし今のところ,CanSatを自分ひとりで気軽に製作できる段階にはありません.しかしこれが可能になれば,新入生のトレーニングにかかる労力の削減につながるほか,広く一般の人が製作できることで衛星についての理解も深まります.
高校などでの物理工作キットにも採用されるかもしれません.ロケット側の学生も衛星に触れるいい機会になります. 今年はこのキット化を目指し,基本機能を備えたCanSatの製作を目指します.来年以降もUNISON主催のCanSatプロジェクトとして存続し,研究室では製作できない学生に機会を与えるようにしたいと考えています.
2004年度
参加資格、応募方法などの詳細はこちらのpdfをご覧ください
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