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2011年度UNISEC総会報告

文責:2011年度UNISON代表
牟田梓(東工大)

1. 各種MTG

23日(土)の午前中は工学部7号館で、ロケット・衛星・広報WG・交流WG・ARLISS WGの会議が行われた。

1.1 ロケットMTG(文責:CORE・春木)

ロケットMTGには秋田大学、CORE、東京工業大学、大阪府立大学、筑波大学、九州工業大学、PLANET-Q、東海大学、和歌山大学、東京都市大学の計10団体が参加した。 本ロケットMTGでは、まずロケット団体との交流として、5分から10分程度で団体紹介と各団体が開発しているロケットに関しての紹介を行なった。

東海大学の発表 筑波大学の発表
左:東海大学の発表 / 右:筑波大学の発表
東京工業大学の発表 大阪府立大学の発表
左:東京工業大学の発表 / 右:大阪府立大学の発表

これまでそれぞれ異なるロケットを扱っていたためほとんど交流がなかったが、今回の各団体の発表によってロケットに対する知識が深まったとの意見が多くあった。 加えて新入生へのテクノロジートランスファーにおいて工夫している点や苦労している点を共有した。 テクノロジーのランスファーでは各団体苦労している点が多く、一番効果がある技術伝承は「手を動かして覚える」方法であった。

次に安全管理WGより、昨年度の活動報告と本年度の活動内容が発表された。 昨年度は安全管理の手順のたたき台を作成した。 今年度はロケット団体にてその採択を行い、WEBで公開する予定である。 さらにロケットによって安全基準が明確でない点があるので、本年度はそのアップデートを行う予定である。

次に能代イベントに関して、打ち上げ日程を決定した。 最後に発足しようとしているフランスロケットに関して説明を行い、ロケットMTGを終了した。

1.2 衛星MTG(文責:東工大・牟田)

衛星MTGは、独自衛星を作っている/作りたいと考えている人間であれば、誰でも参加可能とした。 参加したのは13団体32名(秋田大学生宇宙プロジェクト、東大中須賀研、東工大松永研、首都大宇宙システム研、日大宮崎研、東海大衛星プロジェクト、創価大衛星開発グループ、筑波大宇宙技術プロジェクト、帝京大宇宙システム研究会、青山学院大学、大阪府立大小型宇宙機システム研究センター、神戸大学、香川大能見研)である。

まず、2011年度UNISON代表・牟田(東工大)から、UNISEC/UNISONについてと、今までのUNISECの独自衛星の歴史について簡単に紹介した。 その中で、本年度は特に独自衛星団体間のつながりを強化したい旨を述べた。

衛星MTGの様子 衛星MTGの様子
衛星MTGの様子

次に、各団体で開発した/開発している衛星について紹介する、自己衛星紹介の時間をとった。 ここでは事前に各団体にお願いしていた簡単な衛星紹介シートを用いて、13団体21衛星の紹介を行った。 なお、衛星紹介は今回、会議には欠席している独自衛星開発団体にも協力を依頼し、北海道工業大学佐鳥研、九州工業大学趙・豊田研、九州大宇宙機ダイナミクス研、鹿児島大西尾研の4つの団体からも提出していただいた。

大阪府立大の発表 大阪府立大の発表
大阪府立大学の発表
帝京大の発表 熱心にメモをとる参加者
衛星MTGの様子

続いて、本年度具体的にどのような活動を行って、衛星間のつながりを強化していくかの話し合いを行った。 これも事前に、UNISECの衛星団体として何をやりたいかを事前にアンケートを取っており、それをもとに以下の4つのグループに分けて話し合いを行った。

  1. 勉強会、討論会
  2. 見学会、レビュー会
  3. 討論会
  4. その他交流会(飲み会など)

それぞれが本年度中に1,2度行うことを目標として具体的な時期はいつか、どのような形で行われるべきかなどの議論が行われた。

4班に分かれての会議 4班に分かれての会議
4班に分かれての会議

50分程度の話し合いの後、その結果を班ごとに発表してもらい、質疑を行った。

A:勉強会、討論会

目的はUNISEC全体で技術共有をすること。 共有するものとしては2つあり、一つはノウハウ(こうやったら解決したといったような)、もう一つは設計論。 前者に関してはUNISECワークショップでできたら良いが、その前に事前に何についての話をするかのアイディアだしをしておく必要がある。 そこで、UNISECの衛星としてBBSを持つことを提案する。 開発で困った質問などを聞ける環境を用意しておく。 質問だけでなく、他のイベントなどもかける場にしておけば、みんなが集まる雰囲気が作れる。 また、BBSで良く取り上げられるテーマを抽出し、データベース化を考えても良い。

-質疑
  • 情報はあくまで参考であり、自己責任で用いるという認識を全体で持つ必要がある。
  • 質問に答える側のモチベーションを考えないといけない。

B:見学会、レビュー会

目的は、(1) 知識の共有、(2) モチベーションUP、(3) アウトプットの3つと考える。
具体的には実績のある大学に行くことを考える。 訪問する側は情報を得るというメリットがあり、訪問を受ける側のメリットとしては他大の進捗状況が分かる、ミッションの幅が広がる、アウトプットの練習の場となるなどがあげられる。

-質疑
  • 見学会と他の討論会などを合わせて行っても良いかもしれない。

C:討論会

目的は将来的な宇宙開発のビジョンを創出すること。 ただ、そのままでは壮大過ぎてしまうので、衛星団体でなにか面白いことができないか?というテーマでまずは話合ってみる。 具体的なテーマは今後skypeなどを用いて詰めて、年内に1回討論会が行えるようにする。

-質疑
  • SDFや理学などとミッションを考える場を持ってもよいかもしれない。
  • 大きい団体(省庁とか)などに声をかけられるなど、1団体では無理でもUNISECならではの強みを生かせたら良い

D:その他交流会(飲み会など)

目的は上記3つを行うために、顔を知っていく基盤作り。 facebookやtwitterを用いて衛星団体のコミュニティを作る。 8月頃に関東で飲み会が行うことが目標。

-質疑
  • 関東開催ですか?→話し合いのメンバーがみんな関東だったので。各地方でやってもらえれば良いと思う。
  • facebookで、っていうのはすぐにできると思うのでグループを作ることを検討したいと思います

最後に、牟田から、今後とも当日話合ったメンバーで企画を進めてほしい旨が述べられ、今後の企画の連絡などのためにMLを作成することが提案された。 全員で集合写真を撮影し、会は終了となった。

集合写真

また、後日アンケートをとった結果、以下のような回答が得られた。
会議の時間は短かったという声が多かったものの、おおむね良い回答が得られた。 一方で今後のイベントに関して、開催したいと(自分ではできないが)開催されたら参加したいとの声が半分ずつあり、各自の衛星開発が忙しい中でどの程度企画に労力を割けるかが問題となってくると考えられる。

アンケート結果
アンケート結果

その他、MTGのアイディア、23日のダメだし、感想などあればお願いします。

  • 一方的に情報をもらえればそれで良いという姿勢の人が散見されたようにおもいます。
    全員に利益があるイベントになっていくとよいですね。
  • 是非、勉強会・見学会・討論会・飲み会やりましょう!!
    きっとUNISONメンバーの力になると思います。
  • 勉強会、討論会、wiki、DB、BBS等、色々アイデアが出ているので、少しずつ実現させていきたいですね!
  • facebookでアカウント作成するということで、そこが今後各団体が活発に意見交換できる場になるといいですね。
  • 自己紹介衛星に関してですが,今年からUNISON会員になった私としましては,他大の衛星を知る機会が得られて本当に良い勉強になりました.懇親会で他大の方と話すきっかけが持てたのでとても良い企画だったと思います.
  • この度は本当にありがとうございました.普段は話せないような方々と交流することができ、とても有意義な時間を過ごせました。

1.3 広報MTG(文責:慶應大・能美)

広報MTGは、各団体から広報WGに所属するメンバーの中で当日は10団体12人(秋田大学生宇宙プロジェクト、東大中須賀研、東海大学生ロケットプロジェクト、慶應大TeamWolve’Z、都立産業技術高専宇宙科学研究同好会、創価大衛星開発グループ、SPACE Development Forum、SATT、大阪府立大小型宇宙機システム研究センター)が参加した。
まず、全員で自己紹介を行ったあと、議長の慶應大能美から参加メンバーのほとんどが昨年度は広報WGに所属していなかったことをふまえ、昨年度の広報WGで行ったことの報告をした。 この昨年度の報告が当日のMTGでの主たる目的であった。この中で、広報WGの活動目的として内部交流の活性化、外部広報の二つをあげた。 昨年度は内部交流の活性化として、UNISON HPの構築・運用を行い、またデータベース環境構築・運用についての検討を行った。 UNISON HPは昨年度からの試みであったため、構築でかなりの労力がかかりさらに負担も一部の人に偏ってしまったことが反省点として挙がった。 また外部広報としては、外部広報活動支援として母校訪問プロジェクトや地元住民との交流イベントなどの支援を行ったが、現状では申請規定や支援の枠組みが確定しておらず、支援制度を活用してもらうためには早急に規定する必要があるということを報告した。

広報MTGの様子 広報MTGの様子
広報MTGの様子

そして、次に今年度の広報WGで何を主に行っていきたいかを話した。 まずそもそもの広報WG の対象がUNISON内→UNISON内なのかUNISON内→UNISON外なのかまたはUNISON外→UNISON内なのかということから話を進め、昨年度の反省を踏まえ、現在検討中であるデータベースの運用について話し合った。 データベースの存在を検討することから始まり、その中でデータベースを作っていくことは需要がありとてもやるべきであるのではないかという意見が出たがそれに加えてそのデータベースをどのように管理していくかが問題点であるという意見が挙がった。
さらに内部広報の活性化として、各団体の紹介ページなどの更新や充実を積極的に行っていき広報活動につなげたいという意見も出た。
また、今後の広報WGで活動していくうえで、定期的に会議をSkypeなどで開いていこうという意見が挙がった。 この会議の目的として、定期的に開くということで各自が行っていることの進捗報告や進捗がなかったとしても今後取り組んでいきたいことなどを積極的に話していくということで会議の開催は有意義であるということにまとまった。 そして、今後の定期的な会議で今年度の広報WGで進めていくことを決めていく方針となった。

1.4 交流会MTG

参加者は13団体16名。以下参加団体。

  • CORE
  • 東京大学 中須賀研究室
  • 電気通信大学 大学高玉研究室
  • 日本大学 宮崎研究室
  • 慶應大学 Team Wolve'Z
  • 都立産業技術高専 宇宙科学研究同好会
  • 創価大学 ALIEN'S
  • 帝京大学 宇宙システム研究会
  • 京都大学 生存圏研究会
  • 大阪府立大学
  • 同志社大学
  • 香川大学 香川衛星開発プロジェクト
  • 九州大学PLANET-Q

関東交流会、関西交流会の昨年の報告、交流会でやりたいこと、UNISECでの交流会の意義、交流会の広報の仕方について話し合った。

交流会MTG 交流会MTG
広報MTGの様子

1.4.1 関東交流会と関西交流会の昨年の活動報告

関東交流会では昨年はUNISEC内のそれぞれの団体の繋がりによって相乗効果を生むことを目的としていた。 UNISEC総会をキックオフとして宇宙政策ゼミ、ロジカルシンキング講習会、システムエンジニアリング講習会などを開催した。 関西交流会では、UNISEC以外の団体への広報も兼ねてUNISECへの参加を生むきっかけになるように懇親会をはじめとして各団体の活動の紹介会を行い、団体ごとの交流を図った。 今後の計画としては「発想力のつくり方」をテーマに研修会を行い、活動報告をかねて技術研究発表会を計画している。

1.4.2 交流会WG 2011の活動に関して

昨年度の報告をふまえて、2011年度の交流会WGではどんな活動をしていきたいか、ブレインストーミングを行った。 そこでは以下のような内容があがった。

勉強会・講習会懇親会・飲み会その他
ロジカルシンキング講習会
システムエンジニアリング講習会
発想力のつくり方@関東
海外学会に向けた英語での発表練習会
オンライン勉強会
研究室見学・ツアー
学年(同期)飲み
ご当地・地方交流会
(Ex.うどんパーティ@香川)
学会参加者交流会@現地
男子会・女子会
運動会
海外交流
SDFと交流
東北復興
mixi
Facebook

この意見を踏まえ今後、交流会WGではMTGを行い、年間の活動について具体的に決定させる予定である。

1.4.3 交流会WGの意義

交流会の活動を話している中で、そもそも交流会をする理由、交流会WGの役割は何なのかという疑問がでたのでUNISEC交流会WGの意義に関して話し合った。

<交流会のメリット>
自分以外の人で宇宙やロケットに興味を持っている人がたくさんいることを知ることができる
日本中にいいコネをつくれる
多くの人と時間を共にすることでたくさんの情報を共有することができる
<UNISECや交流会に参加しない理由>
メリット<デメリットだから
デメリットとは、場所が遠い、交流会の参加費がかさむ、参加する目的がないなど。

UNISECに参加したことがある人は、UNISECで得られるものが多いことを知っているため積極的な参加が見られる。 では、新規参入団体やUNISEC1年目の人は、何をUNISECに求めて参加しているのかをあげてもらった。

<UNISEC1年目の人がUNISEC求めること>
製作やプロジェクトを進めるにあたって、同じ目標のひとからの刺激
同じプロジェクトを一緒に進める仲間を見つけ、良い関係を築ける
きっかけがなかったので、参加できなかった。というような人たちにもUNISECに積極的に参加できるきっかけ。
他大学の人との交流
自分でプロジェクトを運営している人の話

このような意見から、交流会WGではUNISECのメリットと参加者が求めることを合致させるための交流会にしていく役割があることが分かった。 そこで今年度の交流会の意義、目的を以下のように設定した。

UNISECや、UNISECでのイベントへ積極的に参加する
→参加した際に仲間を見つけ繋がりをつくる
→情報収集や共有、技術交流を行う

交流会WGがこの流れを提供することで、次のイベントへの参加に繋がり、その後の通年的な参加に繋がると考える。
そのためにもUNISECに参加する敷居を下げる必要があり、今後、広報活動にも力をいれていくことが重要である。

1.4.4 UNISEC交流会の広報に関して

UNISECやイベントに参加するにはメリット>デメリットである必要がある。 その判断をするのは参加する人、個人である。 参加する人の判断材料を増やすためには、UNISEC、イベントの目的を明確にし、交流会が活動していることが分かるようにして、参加しやすい流れをつくる必要がある。
そのための広報の手段としては、

  • 既存のメーリングリストを活用する
  • 活動の雰囲気が分かるようなWEB上での宣伝や情報公開
  • UNISONのブログからつなげる。
  • 口コミで直接、人対人で魅力や情報を伝える。

等があげられたが、広報する際には広報活動を行う対象を考えなければいけない。

<対象>
  • UNISECに未登録の団体
  • UNISECに登録はしているがまだ具体的に活動したことが無い人
  • しっかりとした知識や技術を得たい人
  • 宇宙系に繋がりを持ちたい人
  • 宇宙、ロケット、衛星など、宇宙系が好きなひと etc

このように、対象はUNISEC登録に関わらないので、さらにUNISEC登録団体と未登録団体とでは広報の仕方を変える必要がある。 そこで、それぞれ以下のような参加の流れ提供できるようにする。

UNISEC登録団体UNISEC未登録団体
参加してみる・参加する

参加者と関わり仲間を見つける

モチベーションUP・情報収集・共有
参加してみる

参加者と関わり仲間を見つける

UNISEC登録

プロジェクト・イベントに参加

こういった流れで今後UNISECの活動がさらに活発化されることを交流会WGは想像する。

最後に、今回の総会は交流会WGのキックオフMTGとして参加した方々に周知して頂き、今後具体的な活動に関してはMTGなどを行い、交流会の活動が話し合いだけで終えあることが無いようにすることを皆さんと約束した。
UNISEC登録の全団体の方の参加が無かったことは残念であったが、参加して頂いた方々から積極的な発言をいただき有意義なMTGにすることができた。

1.5 ARLISS MTG(文責:大阪府立大・伊藤)

1.5.1 目的

ARLISS本番に向けて、確認事項や連絡事項を参加チーム全体で把握する為に、ミーティングを開催した。

1.5.2 アジェンダ

会議のアジェンダを以下に示す。

  1. ARLISS本番での流れについて
  2. コンペティション関連について
  3. 安全管理について
  4. レビュー会について
  5. 広報について
  6. 各チームに分かれて話し合い
    • 安全管理⇒安全管理に関する検討
    • レビュー会⇒レビューに関する検討
    • 広報⇒広報に関する検討
    • 庶務⇒ARLISSに関する疑問点・質問事項の洗い出し
  7. 疑問点・質問事項に対する答え、その他何かあれば

1.5.3 内容

会議の詳細内容を以下に箇条書きにて示す。

1.5.3.1 ARLISS本番での流れについて

伊藤(ARLISS運営代表/大阪府立大)より、ARLISS本番の流れの概要が説明された。以下、補足事項である。

  • 朝食MTG後、海外チームとのプレゼント交換を検討
  • 砂漠での制限速度は30マイル/時に設定
  • 今年は異常気象で寒い恐れがある。より一層の防寒対策を怠らない事
  • Brunoのネットの通信状況が悪いため運営側でwifi spotを用意するなどの対策を検討
  • 現地で繋がる携帯キャリアの調査
  • 安全管理に関して、帰着報告方法、シーケンスを検討

1.5.3.2 コンペティション関連について

伊藤(ARLISS運営代表/大阪府立大)より、コンペティションの概要が説明された。

1.5.3.3 安全管理について

中田(安全管理チーム代表/電気通信大)より、ARLISS本番の安全管理の概要が説明された。以下、補足事項である。

  • 宿への帰着報告方法を今後検討
  • ARLISS参加団体決定後、参加チームの連絡先等の情報を収集
  • 各チームがネットを使える用意をしておく。Wifiの繋がるPC等
  • 病気の人がでたらどうするか、事故が起きたらどうするか、初動、連絡等を具体的にどうするか、等の緊急時シークエンスを今後検討
  • 保険について、補償額や保険の種類は各自の判断で決定
  • 但し、何かの保険には必ず加入する事

1.5.3.4 レビュー会について

森井(レビュー会チーム代表/東京工業大)より、レビュー会の概要が説明された。以下、補足事項である。

  • フライレビューとローバーレビューの2種類を開催
  • カムバックコンペに参加しないローバータイプはフライレビューに参加する事
  • 再審査を含めた実機レビューの最終〆切は8月22日
  • 日程を早めに設定することで、「成功率を高める」というレビュー会の目的を達成
  • 再審査を含めた技術レビュー(実機レビューで見られない項目を書類にて評価)の最終〆切は8月26日
  • フライレビューの場所・日時を至急検討
  • 関東とそれ以外で8月の2週目に開催予定
  • 評価基準に関して現在検討中
  • 実機レビューで行う試験回数は2回から3回を予定
  • フライレビューは高度50m程度を予定
  • ローバーレビューのパラシュート展開に関して、実機レビューでなく技術レビューで評価予定
  • 数メートルの高さからパラを開いた状態で落下させ、試験する。(∵数メートル以上から落としても、終端速度はだいたい同じ)

1.5.3.5 広報について

伊藤(ARLISS運営代表/大阪府立大)より、広報の活動報告と今後の予定が説明された。

1.5.3.6 各チームに分かれて話し合い

安全管理・レビュー会・広報・庶務の4チームに分かれ、話し合いを行った。

1.5.3.7 疑問点・質問事項に対する答え、その他何かあれば

疑問点・質問事項に対して返答を行った。

  • レンタカーに関して
    ⇒国際免許の取得(必須)および21歳以上の人(アメリカではレンタカーを借りられるのは21歳以上)がチーム内にいる事を確認する事。現地には、国際免許と日本の免許両方を必ず持っていくこと。
  • 朝食MTG(英語プレゼン)には、下書きを用意しておく等、入念に準備しておく事。(特に、英語が苦手な人)
  • 10日夕方迄に成田を出発し、9月10日夕方までに現地入りする事が望ましい
  • ハンディGPSの購入は必須
  • チップ文化を勉強しておく事
    UNISEC事務局から承った連絡を、創価大学黒木名誉教授より報告して頂いた。
  • 各チームのカンサット紹介(パワポで2枚程度、英語)を提出(8月14日迄)

2. 東大中須賀研究室見学(文責:東工大・牟田)

23日のお昼休み中には、東大中須賀研究室の皆さんにご協力いただき、中須賀研の実験室(現在開発中の人工衛星Nano JasminのFM)と学生室、屋上のアンテナの見学を行った。 総勢76名の希望者での見学となった。 後日行ったアンケートでは、好評価が大半を占めた。また、コメントとして
・普段見れない中須賀研究室を見学できて良かったです。 私たちが決めることではないかもしれませんが、今後も続けて頂ければと思います。
との声が聞かれた。

アンケート
アンケート結果

3. Cansat技術交流会(文責:大阪府立大・伊藤)

23日の午後より1時間半程度、Cansat技術交流会を行った。 まず始めに、Cansat開発を行う団体が多く集まる今回の機会を利用し、Systems EngineeringやProject Managementの手法を用いてCansatプロジェクトに取り組む「SPindle」という教育プログラムについて、坂本啓教員(東京工業大)より説明して頂いた。 次に、今年度ARLISS・能代宇宙イベントに参加する10チームが持参した現在開発中のCansatを設置されたテーブルにて披露し、参加者達(学生・教員・社会人)と意見交換を行った。
本交流会に対して、アンケートを集計したところ、参加者からは総じて「良かった」という意見が聞かれた。 その理由のうち、代表的なものを以下に列挙する。

良かった理由
  • 他チームのCansatを見る事で、新しいアイディアが生まれた。生まれたアイディアを今後自分達のCansatに反映したい。
  • 他チームのCansatを見る事で、自分のチームの良い点・悪い点を再確認する事が出来た。
  • 他チームのCansatを見る事で、大会に向けたモチベーション向上につながった。
  • 社会人の参加者より、有益なアドバイスを頂けた。今後の開発に反映したい。
  • 7月下旬の早い段階に開催する技術交流会は、頂いた意見を開発に反映する時間が取れる点で有意義だと感じた。

上記意見の内、特に「今後の開発に活かせる情報を得られた」という類の意見が散見された。 参加者にとって、本交流会がARLISS・能代の大会においてミッション達成に一歩近づく機会となった事を期待する。
また本交流会の改善点についても、いくつか意見が聞かれた。 それらを以下に列挙する。

改善点
  • 時間が足りなかった。
  • 会場が狭かった。
  • 各団体Cansatの「しおり(基本情報が分かるもの)」があればなお良かった。

以上の意見については、今後のCansat技術交流会に反映したい。

SPindleに関する説明
SPindleに関する説明

4. UNISAS/UNISON合同イベント

詳細はUNISAS/UNISON交流会のページを参照されたい。

5. UNISAS懇親会

合同イベントの後は、武田ホールのホワイエでUNISASの方と懇親会を行った。 飛び入りで参加してくださった方を含め、総勢60名程度の大きな懇親会となった。 参加者は今日一日で作ったつながりをより深めることができたと思われる。 また、総会前に各団体に依頼していた、各団体の紹介ビデオもこの場で放映された。 なお、本懇親会では、SUNTORY様より飲み物の提供を頂いており、この場を借りて感謝を申し上げたい。 また、会費の残金は遠地から来ている学生のための交通費支援に充てられた。

懇親会の様子 懇親会の様子
懇親会の様子 懇親会の様子
懇親会の様子
集合写真
集合写真

アンケートでは前年度は居酒屋で行った懇親会を会費を安くするため、ホワイエで行ったがその料金について尋ねた。 おおむね、料金は妥当であるとの回答を得たが、食べ物をもっと簡素化し、さらに安くする努力をしても良いのでは?というコメントもあった。

アンケート結果
アンケート結果

6. 代表者会議(文責:CORE・春木)

代表者会議は主に代表者資料を参考に進行したため、昨年度予算決算等代表者資料を参照とする。 本代表者会議では昨年度決算の報告と今年度のUNISON予算の内訳、また各WGとUNISONプロジェクトの採択を行うことが目的である。

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