2011年度 第1回関西交流会報告書
作成日:2011/7/4 
作成者:福原 始(京都大) 
文責:片山 由美子(京都大) 
各務 裕佳子(同志社大)
 
1. 報告内容
2011年6月25日に開催されたUNISON交流会及び懇親会に関する報告を行う. 
2. 基本情報
2.1. 開催目的
主に関西圏在住の宇宙工学・科学系専攻の学生及び宇宙が好きな他の専門を持つ学生や社会人が、活動についての情報交換を行い、また互いの知識・能力を高めあうことによって、日本の宇宙開発をどんどん盛り上げるための礎を作ることが、関西交流会の目指すところである。 
今回は、特に学生の中で、今年度から宇宙に関わりを持ち始めた学生に対して、UNISEC加盟団体の学生や、社会人から各団体での活動の様子や最近の宇宙に関連した業界の動向についての紹介を行い、自分たちと同じ、または近い年代の学生たちが活発に活動していることを認識してもらい、各々の活動に対する士気を高め、また視野を広げることを目標とした。 
2.2. 会場
 交流会
 
  | 日時 | 6月25日(土)13:50〜16:45(開場13:15〜) | 
  
  | 会場 | 大阪市立 総合生涯学習センター第4研修室 | 
  
  | 予算 | 9,220円 | 
  
 
 懇親会
 
  | 日時 | 6月25日(土)17:30〜19:30 | 
  
  | 会場 | 丸岸 | 
  
  | 予算 | 3,000円(コース料理+飲み放題) | 
  
 
2.3. 出席社内別
所属大学別に出席者を分類した表を表 1に示す.
特にUNISECに所属している大学は黄色で示す.
交流会・懇親会合わせて総計21名の出席であった. 
 表1 出席者分類
 
  | 慶應義塾大学 | 1名 | 京都大学 | 4名 | 
  
  | 大阪府立大学 | 3名 | 神戸大学※ | 1名 | 
  
  | 和歌山大学 | 4名 | 同志社大学 | 2名 | 
  
  | 東京工業大学 | 1名 | 静岡大学 | 3名 | 
  
  | 社会人 | 2名 |   |   | 
  
 
※神戸大学は2011年度よりUNISEC加入 
3. 交流会について
下記のプログラムの通り行った.
UNISON代表によるUNISEC全体の活動紹介とポスター形式の各団体による活動発表に交流会の時間の大半を用いた. 
 
  | 13:15 | 受付開始 | 
  
  | 13:45 | 交流会開始 | 
  
  | 13:50 | UNISECの紹介 | 
  
  | 14:20 | 関西交流会の紹介 | 
  
  | 14:30 | 各団体の一言紹介 | 
  
  | 14:35 | 参加者自己紹介 | 
  
  | 14:50 | 休憩 | 
  
  | 15:05 | ポスター形式の各団体の活動内容紹介 | 
  
  | 16:45 | 終了 | 
  
 
4. 会計報告
表2に会計報告書を示す.今回はUNISON交流会WGの支援金及び積立金を使用した. 
 表2 会計報告書
 
  |   | 単価(\) | 数量 | 小計(\) | 
  
  | 収入 | UNISEC交流会WG支援金 | 9,220 | 1室 | 9,220 | 
  
  | 懇親会参加費 | 3,000 | 19名 | 57,000 | 
  
  | 合計 | 66,200 | 
  
  | 支出 | 会場使用料 | 9,220 | 1 | 9,220 | 
  
  | 懇親会 | 3,000 | 19 | 57,000 | 
  
  | 合計 | 66,200 | 
  
 
5. 交流会及び懇親会を振り返って
交流会後に行ったアンケート結果では、概ね参加者は交流会を満足したと思われるが、今回の交流会の目的が達成されたかどうかは、各学生の今後の各団体での活動から推察するのが妥当である。 
アンケートの回答などから得られた、今回の交流会での主な反省点を以下に挙げる。 
 - 会場について:建物がわかりにくい・会場使用料が高い
 
 - 会場(大阪市立 総合生涯学習センター第4研修室 大阪梅田付近)の選定理由は、梅田と難波が関西圏の中心といえる場所であり、和歌山、京都や関東方面からもアクセスのよい場所であることと、20〜30名程度の規模のイベントに使用可能な開催場所が他になかったためである。今回の会場に使用した建物は、地下および地上の複数の入り口から多数の経路により入場することができるため、入場経路の貼り紙等を準備することが困難であった。今後の開催場所では事前に重要なポイントを把握し、そこに会場までの経路を貼り紙により掲示する。
 
 また、会場使用料を低減するために大学の教室などを用いることも考えられるが、どこからもアクセスの良い場所に存在する大学は多くないため、大阪府立大学や京都大学などの比較的アクセスの良い場所などでの開催を今後検討する。 
 - ポスター形式の発表について:時間が長い(短い)&発表していたので他の発表を聞けなかった
 
 - 一人での参加であった団体のポスターの発表者がそのポスターに固定されてしまったのは大きな問題である。ポスターの時間を分けるなどによって誰もがポスターを聞くことができるようプログラムを考えるべきであった。今後ポスター形式の発表を行う場合は以上の点を配慮する。時間が短いと感じた参加者がいたことは好意的に捉えられ、交流会後においても参加者同士のコミュニケーションが継続することが期待される。
 
 - 宣伝について
 
 - 今回から関西交流会のブログを開設し、UNISON webサイトのフィードも利用して交流会の告知を行った。今後も継続してブログを更新するのはもちろん、MLやUNISON代表者ブログなど活用できる媒体をしっかり活用する。
 
 
6. 今後の交流会について
6.1. 次回の関西交流会
次回の交流会は8月〜9月にJAXAでも行われている研修プログラムを外部から講師を招いて学生にも体験してもらう、という企画を行う予定である。この目的は、学生がUNISECにも多数所属しているJAXAで働いている先輩方が受けた(あるいは受けている)研修プログラムを受講し、学生自身や所属する団体の活動をより良いものへと発展させることである。 
6.2. 交流会の企画への意見について
参加登録時や交流会後のアンケートから得られた今後の交流会への企画案について下に列挙する。 
 - 宇宙旅行・宇宙ビジネスについて参加者でディスカッション
 
 - 関西から衛星を打ち上げる、の具体的なアプローチについてのディスカッション
 
 - 「関西」を活かした企画(食と宇宙、など)
 
 - 勉強会・見学会(実際の衛星orロケットの事例について。大学の設備など)
 
 - 一般(特に子ども)に向けた交流会(クイズ形式・ペットボトルロケット作成体験etc)
 
 - 流星の電波観測
 
 - 宇宙エレベータなど化学ロケットに替わる何かを考える
 
 - 天体観測・天文・宇宙物理学
 
 - 宇宙人文学
 
 
7. 交流会の様子(写真)
以上 
 
 
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