概要
3月13日(日)にUNISON主催で行った第2回Nano-Satellite Symposium の前夜祭(以下、前夜祭)に関して報告する。
1. 目的
前夜祭ではシンポジウムに参加される方のウエルカムパーティーとしての役割を持つ。
各国から参加して頂いた多くの研究者の方をおもてなしすると共にシンポジウム前の交流の場を提供する。
またUNISONとしては前夜祭を通しUNISONの活動を広報する。
また、各UNISON会員が世界中の研究者と交流することを目的とした。
2. 日程・場所
日時:3月13日(日) 18:00〜20:30
場所:東京大学本郷キャンパス武田先端知ビル
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3. Nano-Satellite Symposiumに関して
Nano-Satellite Symposiumは3月14日(月)〜3月16日(水)に開催予定であった。
実際には地震の影響により、14日(月)のみ開催となった。
下記にHPを示す。
[+ 2nd Nano-Satellite Symposium]
4. プログラム
当初は表1のような2時間のプログラムを想定していたが、実際には各国の活動を紹介して頂き30分会を延長し表2のようなプログラムとなった。
表1:想定したプログラム
時間帯 | 内容 |
17:30 | 受付開始 |
18:00 | 前夜祭開始 |
開会の挨拶・乾杯 |
18:10 | 懇談 |
19:00 | UNISON活動紹介 |
19:10 | 懇談 |
19:50 | 閉会の挨拶 |
20:00 | 前夜祭終了 |
表2:実際のプログラム
時間帯 | 内容 |
17:30 | 受付開始 |
18:00 | 前夜祭開始 |
開会の挨拶・乾杯 |
18:10 | 懇談 |
19:00 | UNISON活動紹介 |
各国の活動紹介 |
19:30 | 懇談 |
20:20 | 閉会の挨拶 |
20:30 | 前夜祭終了 |
5. UNISON活動紹介
会場にはUNISONの活動を紹介するツールとして、パワーポイントでのUNISON紹介、UNISONブースの設置、UNISON活動チラシの配布を行った。
5-1. UNISONブース
会場にはUNISONブースを設け、ポスターと共にCanSat・超小型衛星を展示した。
本シンポジウムにはCLTP(CanSat Leader Training Program)の参加者が多くいたため、日本の学生が製作したCanSat・小型衛星に興味を持ってくださった。
図5-1:UNISONブース / 図5-2:UNISONポスター
5-2. UNISONチラシ
広報WGでUNISONの活動を紹介したチラシを作成し、前夜祭で配布した。
またNano-Satellite Symposium期間中にも会場内に設置して頂いた。
図5-3:UNISONチラシ
5-3. UNISON紹介
UNISONの活動を紹介するため、パワーポイントを用いてUNISON紹介を行った。
ここではUNISON代表伊藤より衛星・CanSat・ロケット・缶ロケコラボ等紹介した。
図5-4:UNISON紹介
6. 各国の活動紹介
私たちの活動を紹介させていただいた後は、反対に各国の参加者の活動紹介をして頂いた。
活動紹介の中ではARLISSへの参加表明、Nano-Satellite Symposiumへの意気込みを語って頂いた。
和歌山大学秋山演亮教授、前UNISEC事務局長川島レイ様からお言葉を頂いた。
このタイミングだからこそ、災害に対する超小型衛星でできることを考えていきたいというお話や今後UNISECを日本だけでなく、世界に広げていきたいというお話であった。
会場にはNano-Satellite Symposiumでポスターセッションとして用いられる予定であった各発表者のポスターを展示した。
図6-4:各国のポスター
7. 総括
本前夜祭の参加国は21カ国、参加者は約60〜70人であった。
参加者の中には研究者とその家族の参加もあり、国境を越えての交流を行うことができた。
UNISONの紹介をさせていただいたときには多くの方が興味を持って下さった。
中には来年度のARLISSに参加表明してくださった方もいて、海外の方にUNISONの活動を知っていただくという目的はおおよそ達成できたものと考える。
一方でUNISONの学生にとっては、学生同士の交流・ものづくりだけでなく、海外の研究者との交流を通して、新たな発見やつながりができたに違いない。
以上より、UNISONが主体となってこのような会を開けた事は非常に有意義であったと言える。
反省点としては、UNISON会員の参加が少なかったこと、今後にしっかりつながっていくような交流ができなかったことがあげられる。
UNISON会員の参加が少なかったことに対しては、今後の交流会の広報の方法を検討していく必要がある。
また、今後も継続的に国際交流を行っていく場所として、来年度のシンポジウムでも、前夜祭をUNISON主催で開き定期的に海外の研究者の方とUNISON会員が交流できる場を作りたいと思う。
さらに来年度のISTSでもUNISONブースの出展を検討している。
最後になりましたが、前夜祭に参加してくださった研究者の方にお礼を申し上げます。
また、本交流会の飲料の提供をいただきましたSUNTORY様にもこの場を借りてお礼申し上げます。
本前夜祭の準備にご協力いただいたUNISECの先生方、事務局の方にもこの場をお借りしてお礼申し上げます。