ロジカルシンキング講演会報告書
2010年11月4日
UNISEC交流会代表 川村尚史
UNISEC学生理事 梯友哉
UNISEC交流会WGでは、2010年10月23日(土)にロジカルシンキング講演会を実施しました。
衛星・ロケット開発の際に有用であるシステムエンジニアリング手法を学習する基礎段階として、論理的思考法を習得することを目的に、白坂成功先生(應義塾大学システムデザインマネジメント学科 准教授)にご講演頂きました。
当日は32名の学生や社会人が参加し、4時間という短い時間でしたがロジカルシンキングについての勉強を行いました。
まず、会の初めに、就職活動の面接でよく聞かれることを考え、自らの思考法を認知しました。
その後、MECE、So What? Why So?、 並列型/解説型ピラミッド構造などのロジカルシンキングの基礎の紹介があり、演習を通じて思考法の定着を図りました。演習はグループワーク形式で行われ、演習の後に全体への発表を行いました。
また、システムエンジニアリング的手法への応用に留まらず、TOEIC writingやコミュニケーションにも応用例を紹介して頂きました。
演習終了後に、再度面接でよく聞かれることを考えました。最初に考えたときと異なり、ロジカルシンキングの考え方を実感することができました。
講演会終了後のアンケートでは、「講義によってロジカルシンキングの重要性を理解できた」、「更なる自身のスキル向上を図りたい」などの声が聞かれました。このことから、今回の講演会の目的である「論理的思考法を習得する」ということは達成できたと考えられます。
今後、日々の努力によって論理的思考法を定着させ、衛星・ロケットなどの開発に役立てられるようにしたいと思います。
最後に、講師を務めて下さった白坂成功先生、協力して下さった東京大学中須賀研究室に感謝致します。
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