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<gSOAPライブラリを利用した遠隔計算構築方法>
ここで,数多く公開されているSOAPライブラリの内,様々なプラットフォーム(Windows, Linux, FreeBSD, Solarisなど)に対応した,C++言語を用いているgSOAP[4]というライブラリを用いて,遠隔で計算するSOAP
Server /Clientの構築方法を解説する.ここでgSOAPの概要を簡単に説明して,GSN Protocolの実装例は別途紹介する.
gSOAPライブラリを用いた遠隔計算構築方法は・・・こちら
Appendix Web Service Description Language (WSDL)[5]について
SOAPのサービスを前節で示したような表で公開するのではなく,XMLベースのウェブサービスを記述する言語(WSDL)がある.WSDLでは,上記の様なSOAPサービスを,メソッド名,パラメータ名,パラメータのデータ型から,サーバのアドレス,ポートなども含めて記述できる言語である.WSDLもSOAPも同じく,W3Cで規定されているもので安定した規格である.SOAPサーバを立てものまで出てきている.また,Generic
SOAP Client[6] (http://www.soapclient.com/soaptest.html)というサイトでは,WSDLを読み込んで自動でクライアントインターフェイスを生成し,ウェブブラウザ上でSOAPサーバを遠隔制御することもできる.
GSN Basic ServiceのWSDLの例を示す・・・http://gsn.mes.titech.ac.jp/gsnbasicservice.wsdl
*Generic SOAP Clientに上記のWSDLのURLを入力すれば,ダミーサーバにアクセスすることができる.(パスワードなどの認証は行っていない)
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