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2011年3月13日、UNITEC-1プロジェクトの報告会が開かれました。
開催場所は慶應義塾大学に変更となりました。
2010年5月21日に種子島宇宙センターよりJAXA開発の『あかつき(PLANET-C)』の相乗りとして打ち上げられた『しんえん(UNITEC-1)』についての報告会を下記日程で行います。
各系の報告及びUOBC,受信に関する報告を行います。
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日程:2011年3月13日(日)
時間:13時〜19時(予定)
開催地:東京大学(詳細場所は後日連絡)
申し込みフォーム:UNITEC-1報告会申し込みフォーム
申し込み条件:UNISEC会員であること
第一回目申し込み締切:1月31日(月)
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皆さまのご参加お待ちしております。
UNITEC-1プロジェクト一同
何か質問ございましたら(田中:satellite_wg "at! unisec.jp)までお願いします。
("at!を@へと変更してください)
「しんえん」の近況につきましてご報告いたします。
下記URLよりご覧ください。
『しんえん(UNITEC-1:UNISEC Technological Experiment Carrier-1)』の近況について
ご心配をおかけしているUNITEC-1の現状ですが、ながらく情報を出さなくて申し訳ありませんでした。
これまでの状況を取りまとめてお知らせいたします。
1)初日の運用(5月21日)は、受信はできたが、周波数と電波強度が不安定で、それでも、1(電波あり)と0(電波なし)に情報をコーディングしたCWからはいくつかの情報を取り出すことができました(この情報については、精査したのちにまた公開させていただきます)。 また、圧縮した情報を送るFSKパケットについては、解読が難しいため、まだ引き続き解読作業を続けています。受信状況の概略を示すと以下のようになります。 いずれも5月21日です。
時間 | 距離 | 受信状況 |
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16:38(JST)〜16:40 | 地球からの距離18万km | 一定電波受信成功(勝浦局)、信号を音で確認(東北大) |
17:38(JST)〜17:40 | 地球からの距離20万km | 一定電波受信成功(勝浦局) |
18:38(JST)〜19:09 | 地球からの距離21万km | 情報を含む信号受信・一部解読成功(勝浦、和歌山大、東北大他) |
19:40(JST)〜19:42 | 地球からの距離23万km | 一定電波受信成功(勝浦、和歌山大他) |
20:40(JST)〜20:42 | 地球からの距離25万km | 一定電波受信成功(勝浦、和歌山大他) |
21:40(JST)〜22:15 | 地球からの距離27万km | 情報を含む信号受信・一部解読成功(勝浦、和歌山大、山口大他) |
22:41(JST)〜22:43 | 地球からの距離28万km | 一定電波受信成功(勝浦、和歌山大、山口大、東北大他) |
23:41(JST)〜23:43 | 地球からの距離30万km | 一定電波受信成功(勝浦、和歌山大、山口大他) |
24:41(JST)〜24:43 | 地球からの距離32万km | 情報を含む信号受信(勝浦、山口大、東北大他) |
これ以降は、地球の陰で衛星が見られないため、初日の運用終了しました。計9回のすべての機会に受信できました。
この最後の32万kmの距離での受信は、学生が作った衛星では最も遠いところからの受信だと思われます(確認必要)。
2)2日目以降5月31日まで運用を続けましたが、残念ながら電波を受信することはできませんでした。
3)5月31日以降は、受信局の多くが3mアンテナで、ゲインが低いため理論的にも受信できる距離ではなくなったため、運用を中断し、その間に、開発チーム・運用メンバーで故障原因の解明と今後の運用の方針について、相当深いレベルまで集中検討してまいりました。
4)いくつかの仮説が考えられ、何らかの原因で永久故障した可能性もありえますが、次のような「復帰できる可能性をもった仮説」もでてきました。
などを考えると、一つの仮説として「衛星内部、特にバッテリ部の低温により電源系が十分な電力を送信機に供給できなかったため初日には不安定な電波となり、より低温になる2日目以降は電波が出せない状況になった」という可能性が否定できないことが明らかになってきました。
5)そこで、衛星が地球半径よりも太陽に近づき温度状況が改善される8月後半より、再度34mアンテナを使った運用を実施しようと、現在計画を策定中であります。
今後の運用計画につきましては、計画ができ次第、ホームページで公開させていただきます。
まずは、電波受信の復活の可能性にかけて、動き出しましたことをアナウンスさせていただきます。
打ち上げ後、5月21日には各局で信号が受信され、多くのテレメトリデータが蓄積されました。 現在データ内容の解析を行っています。内容が抽出されましたら公開いたします。
現在は、電波が受信できない状況で、原因を追究し、また軌道や周波数を探索しております。 進展がありましたらご報告いたします。
UNITEC-1打ち上げ直前の写真を公開いたします。(協力:JAXA/MHI)
本日21日、ついにUNITEC-1、愛称「しんえん」は、宇宙へと旅立ちました!
この先の旅の無事を祈りましょう。
5月18日(火)に予定されていた、H-IIAロケット17号機の打ち上げが延期となりました。
次回予定は平成22年5月21日6時58分22秒になります。
「H-IIA ロケット17号機 による金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の打上げ日について」(出典:JAXA)
4月11日(日)、UNITEC-1の壮行会が東京大学にて開催されました。
4月11日(日)に、UNITEC-1の壮行会が行われる予定です。
UNITEC-1が、電波管理局による通信試験に合格しました。
いよいよ打ち上げ予定日も決定した、UNITEC-1の愛称を募集します。
こんな愛称がいい、というアイデアのある方は、どしどしご応募ください!
愛称の募集は日本標準時2010年3月31日23時59分59秒以前の着信分をもって締め切ります。
ご応募いただいた愛称の案は、締め切り後UNITEC-1関係者で選考し、決定いたします。
なお、今回の応募はUNISEC関係者のみに限らせていただきます。ご了承ください。
UNISEC関係者の方は、メーリングリストでの告知に確認用ワードを掲載いたしますので、メールでの告知をご参照ください。
確認用ワードが違う場合、選外とみなしますのでご注意ください。
UNITEC-1が相乗りする、H-IIAロケット17号機の打ち上げ予定日が決定しました。
予定日は5月18日(火)、予定時刻は6時44分14秒(日本標準時)になります。
「H-IIAロケット17号機の打上げについて」(出典:JAXA)
UNITEC-1は先週18日からの一連の試験(JAXAつくばでの衝撃試験、宇宙研での質量特性試験、振動試験)に「けなげに」耐え抜き、無事すべての試験が終了しました! 構体も損傷無く、電子系も順調に動作しております。これで主要試験はすべて終了、大きな山を越えました。
3月1日に宇宙研から大阪のJAXA分室に運んで、3月2、3日にベーキングをします。 その後、再び4日に東大に戻ってきて、最後のブラッシュアップを実施します。
2月18日午前7:00、ついにUNITEC-1のFMが完成しました!
UNITEC-1に搭載するメッセージの受け付けが開始されました。
こちらでメッセージを応募すると、UNITEC-1にあなたのメッセージが搭載されます!
メッセージは「先着順」で搭載され、日本標準時2010年3月7日23時59分59秒以前の着信分をもって締め切ります。
ご希望の方はぜひ、お早めにどうぞ!
締切が延長されました!(3月3日追記)
11月28日(土)・29日(日)に慶應義塾大学で開催されたUNISECワークショップにあわせ、UNITEC-1地上局会議が行われました。
また、ワークショップでもUNITEC-1の活動報告がなされました。
ワークショップにて行われた発表・報告は以下リンクよりご覧ください。
金星への相乗り衛星「UNITEC-1」
UNITEC-1運用支援のための地上局設備拡張実験・受信協力体制拡大プロジェクト
UOBCコンペのこれから
11月3日、東京大学において、UNITEC-1のCDRが行われました。
北海道から九州まで、30名以上の参加者があり、来年に迫った打ち上げに向けて、白熱した議論が展開されました。
8月10日から13日まで、九州工業大学において、UNITEC-1に搭載されるOBCの選抜が行われました。
搭載権を獲得したのは、東京理科大学、北海道工業大学、高知工科大学、東北大学、電気通信大学、慶応義塾大学です。
この6大学には、アクセルスペース賞が授与されました。(賞金各5万円)
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