UNITEC-1 web site
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Unitec-1について

Unitec-1(UNIsec Technological Experiment Carrier-1)

UNITEC-1はJAXAのPlanet-Cという衛星の相乗りとして、H-IIロケットにより地球重力圏を離れ、金星に向かって打ち出される世界初の大学開発の深宇宙衛星です。
また、愛称は「しんえん」となりました。

衛星の概要

  • サイズ:30×35cm立法、重さ約15kg以下
  • 通信機:5.8GHzアマチュアバンド、送信出力15W程度
  • 発生電力:25W程度、姿勢制御なし、オムニアンテナ装備
  • ミッション機器:深宇宙での科学センサー1基(予定)、大学のコンピュータ5、6台
UNITEC-1イメージムービー
(提供:愛知工科大学/川重岐阜エンジニアリング株式会社)
UNITEC-1 image UNITEC-1 image
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Unitec-1ミッションおよび設計概要(2009年7月現在)

2009年7月現在の概要につきましては、下記ファイルをご覧ください。
パワーポイントファイルミッションおよび設計の概要について


運用

UNITEC-1の運用詳細は下記の運用公式サイトをご覧ください。(英語)
UNITEC-1 Operation Center


ミッション

この学生衛星プロジェクトにはすでに20近い大学が参加を希望しており、主に3つミッションを掲げています。

ミッション1Completed!

  • 各大学の開発した宇宙用コンピュータを複数台搭載し、ゴールとなる金星にたどり着くまで深宇宙の環境下で正常動作を続けられるかの性能を競うコンペティションを実施します。
  • 各種半導体部品や機器の宇宙環境下での特性を広く把握し、今後の宇宙開発につなげます。 打ち上げ1年前から振動試験、真空試験、熱試験でふるいにかけ、行き残った大学のコンピュータを打ち上げます。

2009年8月10日〜13日において、UNITEC-1に搭載されるOBCの選抜が行われ、6大学が搭載権を獲得しました!

ミッション2

  • 深宇宙からUNITEC-1が送る極めて微弱な電波を受信・解読する技術開発および実験を行います。
  • 世界中のアマチュア無線コミュニティ内で競争的に実施し、切磋琢磨して通信技術の向上を図ることを目的としています。

ミッション3

  • 上記2つのコンペを通して、研究者や研究機関が自らの研究成果を国民に広く伝える活動を推し進めます。

活動

小型衛星 UNISEC-1 開発スケジュール

  • 2010年度 打ち上げ予定
  • 2009年度4月-7月 搭載コンピュータ地上選抜会
  • 2008年度7月-翌3月 各大学コンピュータ開発
  • 開発期間 2008年7月-2010年3月

UNITEC-1 参加大学・高専リスト(50音順)

愛知工科大学 秋田大学 大阪府立工業高専 大阪府立大学
香川大学 鹿児島大学 九州大学 九州工業大学
慶応大学 高知工科大学 創価大学 電気通信大学
東海大学 東京大学 東京工業大学 東京理科大学
東北大学 都立産業技術高専 北海道大学 北海道工業大学
和歌山大学      

協力団体

  • JARL
  • アマチュア無線コミュニティ
  • みさと天文台

搭載大学

搭載権を獲得した6大学を紹介します。

慶應義塾大学 高橋研究室“Wolve'Z”

ROOKEY(Robust Onbord cOmputer made by KEio Yoshida/ takahashi laboratory)は,衛星開発の新参者!
目指せ,下克上.応援宜しくお願い致します.
慶應義塾大学 高橋研究室