第1回国際GSNワークショップ
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1. ワークショップの目的
近年多くの国で大学学生の手によって小型衛星が開発され、そのうちの数機はすでに打ち上げられ、 大学の地上局によって運用が行われている。近い将来、さらに多くの大学衛星が打ち上げられることを考えると、 全世界に散らばる大学・高専の地上局をインターネット等を介してネットワーク化し相互に協力しあうことが、 運用の効率を上げるきわめて有効な手段であると考えられる。この「地上局ネットワーク(GSN)」により、
などの多くのメリットが期待でき、また、そのメリットはより多くの大学が参加することでさらに高まるであろう。 UNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム:大学・高専学生による手作り衛星・ロケット活動をサポートするNPO組織)では、 そのような利点に早くから目をつけ、東京大学が中心となってインターネットを介したGSNの構築を開始し、 技術的な側面だけでなく、法的・手続き的な面も含めて検討を続けてきた。その結果、ほぼ大きな問題はクリアされ、 世界中の大学に呼びかけてGSNを実際に構築するフェーズとなっている。同時に、 将来的には遠隔運用システムに発展させることを想定した技術的検討も行ってきており、 こちらも大学間で実験ができる状況にまで成熟した。 本ワークショップでは、このような現状を踏まえ、GSNのコンセプトや遠隔運用システムを紹介して多くの大学への参加を呼びかけるとともに、 実際のGSN構築の手続きの紹介、広く地上局一般の技術的・法的問題点とその解決法に関する情報交換など、 世界規模のGSN構築に向けた実際的な交流を行うことを目的としたものである。 実際の機器を使ってのGSN構築の手ほどきを行うチュートリアルも開催するので、GSNへの参加に興味を持っている大学は奮って参加されたい。 |
2. ワークショップのスケジュール
§ 場所東京大学本郷キャンパス本郷キャンパスへのアクセス 山上会館(17日、18日、19日の受付、18日午後&19日午前中の発表セッション) 工学部7号館(GSN構築講習,中須賀研究室見学,CubeSatミーティング) |
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§ 日程7月18日(火) |
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7月19日(水) | ||||||
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§ お知らせGSNワークショップ終了後の7月20日午前、工学部7号館にてCubeSatミーティングが行われます。東大が初めて打ち上げに成功したXI-IV(サイ・フォー)は、軌道上で3年が経過した現在でも問題なく動作しています。このミーティングでは、東大CubeSatの紹介、運用実演、質疑応答、意見交換などが予定されています。このミーティングにご興味のある方は、オンライン登録フォームの「Interested in CubeSat meeting on July 20?」でYesをチェックしてください。Yesを選択しても参加が強制されるわけではありませんのでご安心ください。東大CubeSatの詳細については、こちらのウェブサイトをご覧ください。 |
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なお、7月17日(祝日)には東京大学でUNISEC年次総会が開催され、その中で数件の招待講演を実施します。 総会についての詳細はUNISECのウェブサイトに掲載予定です。 |
3. 参加登録および講演の申し込み
一般講演(英語)では、
などを受け付けます。また、発表をせずに講演の聴講あるいはチュートリアルへの参加も受け付けますのでふるってご参加ください。 参加希望者はオンライン登録フォームに必要事項を記載の上、お申し込みください。 発表希望者はA4半ページ程度の英語アブストラクト(タイトル、講演者氏名、所属をいれてPDFで作成ください)を作成の上、オンライン投稿フォームからご提出ください。締め切りは以下の通りです。
お問い合わせ先: gsn_office(at)unisec.jp (送付の際は(at)を@に置き換えてください) |
4. 宿泊
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山上会館(東京大学内) | ||||
※部屋数が限られているので海外参加者優先とします。宿泊ご希望の方はオンライン登録でお申し込みください。 |
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フォレスト本郷(会場から徒歩8分) |
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※学生証の提示で20%の学生割引が受けられます。 |
5. 参加費
GSNワークショップ参加にあたっては、以下の参加費を申し受けます。当日、ワークショップ受付でお支払いください。
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