2003年度 学生代表


宇井 恭一 |中村 友哉
宇井 恭一

宇井 恭一 さん
(うい きょういち)

所属:東京工業大学大学院 理工学研究科
機械宇宙システム専攻 博士課程3年

UNISEC学生理事になりたい理由

今回、東大・東工大が日本の大学ではじめて衛星を軌道上に投入することになりました。
今後、他の大学も続々と軌道上打ち上げの機会を得ることになるであろうし、そうならなければならないと考えておりますが、そのような大学が増えると、東大・東工大が経験してきた技術的・法規的な問題やそれを解決した経験を効果的に他の大学と共有することが重要になると考えております。
また、これまで各大学が単独でそれぞれ行ってきたこのような活動も、各大学の特徴も利用したようなミッションの創出が求められる段階に入っており、このような段階においてUNISECのような組織の意義は非常に大きいと考えております。

UI 自分は1998年の第1回USSS、翌年の第1回ARLISS、その後のCubeSat開発、打ち上げまで経験してきました。
当初何も無かった学生によるH/W実証を含めた宇宙開発活動を開始し、試行錯誤を繰り返しながらここまで進めてきました
自分は現在の大学による宇宙開発の先端を突っ走ってきたという自負がありますが、今まで自分が行ってきた足掛け4年の活動を振り返り、また自分のこれからの存在意義を考えたとき、より大きな視点で今後のこの活動を支援していくことが、これからの自分の役割であり、また自分のこれまでの活動を(とりあえず)締めくくる上でも重要だと思い、立候補することにしました。

また、自分はNPOという団体を21世紀を構成する重要な組織の一つだと考えています。
学生のうちにNPOという団体の活動に積極的に関わることで、NPOを用いた宇宙開発の可能性、さらにはNPOという組織自体の可能性というものを見極めることができればよいと考えています。

学生理事になって実現したいこと

UNISECによる打ち上げ支援体制の土台作り
CubeSat開発で得た東大、東工大の打ち上げまでの経験などから、UNISECによる打ち上げ支援体制に関して検討を行う。
周波数の確立、衛星の登録、打ち上げ施設の手配(できれば)、JAXAとの協力体制など。
これらの活動はロケットが軌道上に打ち上げる際にも必要なものになることも考えられる。
UNISEC活動意義を明確にし、必要であれば活動内容を分割する。
UNISECの活動は今後、「宇宙開発のローテク化」により、素人の方にもわかりやすく、楽しく宇宙開発を体験してもらう活動と、「宇宙開発産業の新たな担い手」として先端ミッションの提案と実証を行う活動の大きく2つに分かれると考えられます。
これらの活動は、目的・活動内容・資金の流れも大きく変わると考えております。 これらの活動をうまく分離(必要に応じては融合)することによって、UNISECの活動をわかりやすくしていきたい。
学生の交流の充実
UNISECの大きな意義の一つとして、高い意識と共通の問題を有する学生が一堂に会することで、普通の研究室では得られない人間関係や刺激を受けられるということがあります。 現在、UNISEC Workshopは年一度であるが、様々なイベントを通じて学生同士が語り合える場を提供できればと考えています。

自己アピール

世話好きです!苦労性、貧乏性です。。。誰とでもすぐに仲良くなれると(自分では)思ってます。

さらに。。。サッカー好きです!東工大学生なのに東大の中須賀研とサッカーやってます。
UNISEC内で、大学対抗サッカー大会(他のスポーツ大会もありですが。。。)やるのも面白い?

以上です。


中村 友哉

中村 友哉 さん

所属:東京大学大学院 工学系研究科
航空宇宙工学専攻 博士課程1年

UNISEC学生理事になりたい理由

ここ数年、大学における学生主体の宇宙プロジェクトが破竹の勢いで拡大しています。 例えば東大・東工大が初めて衛星製作の経験をすることになったCanSatプロジェクトは、開始からたった4年しか経っていないにもかかわらず今や大学院生の教育用プログラムとして講義で扱われるまでになっています。 そして多くの方がご存知のことと思いますが、6月末には東大・東工大のCubeSatが実際の軌道上に打ち上げられるところにまでたどり着きました。 この流れはさらに加速しており、現在でも多くの大学において斬新なミッションを遂行するロケット・衛星プロジェクトが盛んに提案され、実行されています。 大学で学生自身がプロジェクトを進めていくことの意味はますます大きくなっており、いずれ日本の宇宙開発に大きな影響を与えていくものと考えられます。

しかし日本の現状では、大学の予算不足は当然の懸念事項として、他にも衛星では打ち上げロケットや周波数の問題、ロケットでは打ち上げ場所やその他法的な問題など解決すべき課題は山積しています。 これらは一つの大学だけで対処できるほど単純なものではありません。 このような中、UNISECというNPO団体が設立されることは必然的ななりゆきだったのかもしれません。

UNISECはまだ生まれたての赤ちゃんです。 現在起こり始めている大学宇宙プロジェクトのビッグバンを一過性のものにしないためにも、今はこの赤ちゃんを大事に育てていかなければなりません。 学生主体のプロジェクトを支援する機関であるからこそ、将来UNISECが立派な大人になるためには、学生のしっかりとした主張・意見を組み入れていくことは必要不可欠だと考えます。 私は、自分がこれまで経験してきたことをこの場で生かし、大学宇宙プロジェクトが次々と成功していくように、そして多くの学生や国民が宇宙に対してもっと関心を持ってもらえるように、微力ながらUNISECに貢献できたらと考えています。

学生理事になって実現したいこと

一般に対する宇宙開発への興味の喚起
大学初年度や高校、中学生などに積極的に働きかけることで、UNISECの知名度を向上させ、また子供たちに宇宙をもっと身近に感じてもらえるようにする。 例えばCanSatをキット化して、子供たちに夏休みに数日間製作を体験させ、実際に飛ばしてあげるようなプログラムを考えると、非常に喜ばれるであろう。 ここから将来の優秀な宇宙工学研究者が現れるかもしれない。 その他にも、講演などを通して地域社会への貢献も考えられる。 もちろんこれらのことは先生方だけではなくて学生が積極的に行うべき。
開かれたUNISECを目指す情報発信
いくら素晴らしいことをしていても一般の人に知られなければ努力が報われない。
ホームページなどを含め情報発信を積極的に行い、広く認知される組織を目指す。
学生の議論の場の設定
先に挙げた予算や周波数、打ち上げ場所など、学生や大学単独では対処不可能な課題については、UNISECとして関係機関に働きかけていくことになっている。 しかし、学生がそういう問題は無視してUNISECにすべてを任せておけばいいはずはない。 自分たちのプロジェクトなのだから、これらの解決に向けて自ら考えることもまた大事な作業の一環である。 学生どうしでよく話し合い、課題解決を要望するだけではなく積極的に意見を交換することで、学生としての主張を示すような場・機会を設けたいと考えている。
大学間の活発な交流
せっかく一つの組織に属しているのに、他大学の仲間と交流する機会があまりにも少ないと感じる。 集まりやすい地方ごとでもよいから積極的に集まり、飲みながら(必須)夢などを語り合えるような場を設けたい。 日本で宇宙工学を学んでいる学生なんて本当に一握りだから、一生の友達がきっとここで生まれるはずだと思う。

自己アピール

nakamura 性格的には無口でまじめな部類に入ると自分では確信しているのですが、多くの人からはよく否定されます。 また几帳面で、細かな仕事が得意だと思っていますが、これについても多くの人からはよく否定されます。
最近の悩み事は、ニュースステーションを見ると「何でそんな時間に家にいるんだ」と責められることです。
ちなみに最近博士進学を決めてしまったので、あと3年は学生です。

言い忘れてましたが、名前は「ともや」ではなく「ゆうや」です。最初からちゃんと読めた人は小学校3年のときの担任と親だけです。